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P‐LOG ホワイト編 博士のメモ

#1
このページでは、ポケットモンスターシリーズの第5世代となるニンテンドーDSソフト「ポケットモンスターブラック・ホワイト」(以下BWと略)について、P‐LOG本編に付随して、気になったことをメモしていく。

2010年9月18日10時30分過ぎ、西友にて予約していたBW各1本を引き取る。行列ができていないことを不思議に思い、店員に尋ねてみると、すでに当日の店頭販売分は完売したとのことだった。
近くの量販店では、まだ結構な数の商品が積まれていた。ディスプレイに流れるPVに、しばし見入る。別の量販店では行列ができていたが、ハートゴールド・ソウルシルバー(以下HGSSと略)のときほどの長さではなかった。子供をあまり見かけない。後から知ったが、この日は小中学校の運動会が多かったらしい。終わってから店に寄ったら売り切れだった、ということがなければよいが。同時発売の商品はゲーム関連のアクセサリーのみだった。DSi/DSi LL用のピカチュウ型充電スタンドは巨大で目を引いた。

帰宅し、開封する。紙製の外箱の中にプラ製の内箱が入っている。レシラム・ゼクロムのイラストは外箱が通常の状態、内箱が尾部が発光した状態となっている。こういう遊び心は面白い。
取扱説明書に一通り目を通す。内容に関しては追々書くことにするが、覚えることが多そうだ。まさか、9月23日スタートのアニメ「ポケットモンスター ベストウイッシュ」の重大なネタバレがあるとは思わなかった。
Wi-Fiコネクションのガイドブックの他、何枚かチラシが入っている。その1枚はシリアルナンバーつき商品の第2弾のチラシだった。恐ろしい。
プレイはホワイトをメイン・先行、ブラックをサブ・後続とする。相当悩んだが、ホワイト限定のゼクロムがかっこよく、温めてきたP‐LOGの構想にも合うということで、そのように決定した。
ハードはそれぞれDS Lite、DSを使用する。ライブキャスター使用時に映像の送受信ができないが、プレイに支障はない。
ショップ特典のポケモントートバッグは厚手の綿製で、ツタージャ・ポカブ・ミジュマルがプリントされている。特典は他に、ポケモンだいすきクラブオリジナルシールもつく。

オープニング。最初に出てくるゲームフリークのロゴが凝っている。
聖堂を光が照らす。司祭たちが居並ぶ間を、怪しげな片眼鏡の男が冠をたずさえ歩く。続いて、長い髪をした少年が現れる。彼は小さかったころのことを思い出していた。司祭、女官たちが見守る中、戴冠の儀が執り行われる。音楽は荘厳、画は杉森全開だ。
場面が目まぐるしく変わり、英語のキャプションが入る。スカイアローブリッジ/「HOPE」(希望)、ポケモンドリームワールド/「DREAM」(夢)、ハイリンク/「DISCOVERY」(発見)、ポケモンミュージカル/「Adventure Awaits」(冒険が待っている)、ポケモンバトル/「For You and Your Pokemon」(君と君のポケモンに)!
ゼクロムが登場。放っておくと様々な角度から見られる。メカメカしくて強そうだ。顔のアップと怪獣っぽい咆哮で締め。

まずは、ゲームに使う文字を選択する。
>「かな」
「ハーイ!ポケットモンスターの世界へようこそ!」
アララギ博士登場。右手でモンスターボールをもてあそび、まばたきもしている。台詞はおなじみのものだが、画が動くのは新鮮だ。
「私の名前はアララギといいます。みんなからはポケモン博士と呼ばれているわ」
ボールを投げ上げる。落ちて弾むと、中からチラーミィが現れた。動きがかわいらしい。博士のスカートの中を必死でチラー見ィしているようにも見える。
「そう!この世界にはポケットモンスター、縮めて『ポケモン』と呼ばれる不思議な生き物が、いたるところにいるの!不思議な力を秘めているポケモンは、姿形も暮らしている場所も様々。そんなポケモンたちと私たち人間は仲よく暮らしているの!いっしょにいることでお互い満たされたり、力を合わせ助け合い、大変な仕事をこなしたり。中でも人気なのは、ポケモン同士を戦わせて絆を深めることね。で、私はポケモンたちを研究しているってわけ」
チラーミィが消える。
「さて、私の話はこれぐらいにして……あなたのことを教えてくれるかな。あなたは男の子?それとも女の子?」
>「女の子」
「女の子なのね?」
>「はい」
「名前も知りたいな。あなたの名前を教えて!」
入力せずに終了できない。デフォルト名は用意されていない。
>「スズシロ」
「スズシロさんで合ってる?」
博士は、またボールをもてあそんでいる。
>「はい」
「スズシロという名前!すごく素敵だよね!それでは、あなたといつもいっしょにいるお友達をあらためて紹介するわね」
左にチェレン。
「こちらの男の子はチェレン。気難しいところもあるけれど、真っすぐな男の子」
右にベル。
「こちらの女の子はベル。ちょっとマイペースだけど、がんばりやの女の子」
そして中央に主人公。身長は主人公とベルが同じくらいで、チェレンが少し高い。
「これからあなたたち3人を見込んで、大事な大事なポケモンをプレゼントします。スズシロ!!旅のパートナーとなるポケモンを選んだそのときから、あなただけの旅物語が始まります。この旅であなたは数多くのポケモン、いろんな考えの人と出会い、触れ合うでしょう!その様々な出会いから、あなただけの大切なものをぜひ見つけてほしい……そう!たくさんの人々やポケモンと触れ合い、自分自身を成長させる。それがこの冒険の最も大きな目的です。それでは行きましょう!ポケットモンスターの世界へ!」

画面が暗転する。季節は春、アララギ博士が家に入り、そして出てくる。改めてタイトルが入る。もう一度オープニングが始まるかと思ってしまった。

・マイクテストを担当するのは、イッシュ地方のポケモンではないプリン。
・メッセージウインドウが吹き出し型になり、上下に出るようになった。
・3人がプレゼントボックスの前に並んだ時点で、初めてメニュー画面が見られ、レポートが書けるようになる。
・最初からジムの所在地、リーダーの名前、顔(白黒)、キャッチフレーズが見られる。バッジが縦に細長い。
・トレーナーカードは相手から見た自分の姿、性格、メッセージ、サインが設定できる。姿を変更すると、デフォルトのポケモントレーナーには戻せないので注意が必要。裏面の情報が増え、タッチでスクロールして見るようになっている。
・設定の項目は文字モード、IRのレポートが増え、ボタンモード、ウインドウがなくなった。今までずっとボタンモードをL=Aにしていたので残念。話の速さを「速い」、試合のルールを「勝ち抜き」に設定した。
・終了の操作はBボタンを連打することなく、Xボタンで一気にできるようになった。これはいい。




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#2
・主人公♀。カットインの顔が男前、後ろ姿がエロい。かぶっているのは、後頭部の穴が大きいポニーテールキャップ。シリーズ初の右投げの主人公である(赤・緑・青・ピカチュウはボールを持っていない、金・銀・クリスタル♂は右手に持っているが投げない、クリスタル♀は左手に持っているが投げない、ルビー・サファイア・エメラルド、ファイアレッド・リーフグリーン、ダイヤモンド・パール・プラチナ、ハートゴールド・ソウルシルバーは左投げ)。
・ミジュマル。鳴き声は早回しのよう。体を左右に揺らし、しっぽを振る。能力値は戦闘中に確認できるが、性格・個性は連戦を終えて2人が階段を下りていくまで確認できないため、厳選には時間がかかる。しかしラッキーなことに、わずか十数回でそれなりの個体が出てきてくれた。声は大塚明夫(スティーブン・セガールの吹き替え等)をイメージ。
・ベル。カットインの顔は悪戯っぽい。バッグに手を突っ込んでボールを出そうとするが、引っかかり、よろめくのがかわいい。最初のポケモンは主人公に不利なタイプを選ぶ。
・チェレン。カットインの顔は頭脳派といった雰囲気。あごに手を当て、ビシッと指を差す。最初のポケモンは主人公に有利なタイプを選ぶ。この主人公ミジュマル・チェレンツタージャ・ベルポカブの組み合わせが、キャラ的に一番合っていると思う。
・この2戦は負けても、おこづかいが減らない。
・戦闘画面のポケモンは常時動く。HPのバーが赤になると動きが鈍くなり、自分の側の場合はBGMも変わる。カメラが動くのは臨場感があっていいが、待機時は動きすぎてポケモンがフレームアウトしてしまう。
・体当たりは威力が35から50に、命中率が95から100にと、性能がアップしている。
・手持ちのステータス画面のポケモンは常時動く。タッチすると後ろを向き、もう一度タッチするとジャンプして元に戻る。
・戦闘後、パパが買った薄型テレビはつかなくなり、ママが洗濯したベッドのシーツはぐちゃぐちゃになるが、Wiiはまったく壊れていない。
・主人公のママ。ポケモン勝負のことはよく知らないような口ぶりだが、トレーナーの経験はあるらしい。




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#3
・テレビで様々な番組を確認。ネタ満載で面白い。
・ライブキャスターは今どき珍しいトランシーバー。機能的には携帯電話でいいはずだが、あえて不便さを入れることでゲーム性を出そうとしたのか、懐古的なものなのか。
・主人公が家から出たとき飛び去っていくのは、朝昼夕がマメパト、夜がコロモリ。
・カノコタウンの説明「様々な点が集う」って、どういう意味?
・ベルを呼びに行かずに1番道路へ行こうとすると、チェレンに呼び止められる。
・建物に入るたびに、ズームイン&ストップモーション&クロスフェードがかかる。ストレスにしかならないので、やめてほしい。
・ベルの部屋はピンクが基調で女の子らしい。テレビはなく、家具は少なめ。
・チェレンの部屋は本がいっぱい。パパの頭はツルツルで、チェレンの将来が心配される。
・研究所でアララギ博士に会い、初めて最初のポケモンにニックネームがつけられる。「ヴ」が使えるようになり、ローマ字入力が追加されてた。
・図鑑をもらったあとのベルの台詞にきゅんと来た。応援したい。
・ポケモン図鑑(イッシュ図鑑)は、説明・分布・鳴き声が確認できる。主人公との比較がなくなったのは残念。
・研究室の写真立てには、アララギ博士と笑顔の男性が写った写真が入っている。誰だろう?




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#4
・タウンマップの画面は航空写真風。あいかわらず、ケースの色がおもちゃっぽい。
・チェレンとベルに置いてきぼりにされてしまう。1人にされても何ができるわけでもない。
・今までの舞台から遠く離れた場所ということで、道路は1番から始まっている。春はピンクの花が咲き、花びらが舞う。
・アララギ博士自らポケモン捕獲のお手本を見せてくれる。手持ちのチラーミィの性別はランダム、モンスターボールは30個。
・道具は新しい順にポケット(絵はインナーポーチ)に入る。ボールは専用ポケットがなく、道具ポケットに入る。数が増えると探すのが大変になりそうだ。




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出来事
2010年1月29日、ポケットモンスターシリーズの完全新作が2010年内発売に向けて開発中であることが発表された。対応ハードはニンテンドーDSとなる。

4月9日、公式サイトがオープンし、タイトルが発表された。パッケージを飾るポケモンは、ブラックがレシラム(白色)、ホワイトがゼクロム(黒色)となる。タイトルとポケモンの色が逆というのが紛らわしい。間違って逆のバージョンを買ってしまう人が出そうだ。

7月31日、予約が開始された。メーカーの予約特典はないが、発売後1か月間の早期購入特典として、幻のポケモン・ビクティニがプレゼントされる。フィギュアがなくなったのは残念だ。HGSSのポケウォーカーのような付属品もないことから、潤沢な供給が予想されるが、早期購入特典により、発売直後に購入が集中することも予想される。

8月22日、予約数が108万本を突破したことが発表された。ブラックのほうがやや多いらしい。

9月10日、ポケモンぴあ(¥1260)が発売された。ペラペラのムックに、通常とは違う特性を持つフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメがランダムで入手できるシリアルナンバー、ピカチュウイヤホンがつく。ランダムというのは、たちが悪い。今後はこのような配布が増えていくかと思うと気が重い。

最終的に、100種類以上とされる新ポケモンのうち50種類、多くの登場人物、ほとんどの新要素が公開された。発売前の過度の情報公開は、実際にプレイする楽しみを削ぐ。次回作では改善を望みたい。

9月18日、BW(各¥4800)が発売された。
同日、Wi-Fiでビクティニに出会えるようになる特別な道具「リバティチケット」の配信が始まった(−10月18日)。
同日、ポケモングローバルリンク(以下PGLと略)でポケモンぴあのフシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメの配信が始まった(−2011年5月31日)。
同日、ポケモンBWマックでデルパワーの配信が始まった(−10月18日)。
同日、ポケットモンスターシリーズ公式サイトで出会いたい!連れて行きたい!ポケモン人気投票の投票が始まった(−11月1日)。BW以前に登場した493匹の中から、1位になったものが配信される。結果発表は11月5日。

9月19日、PGLのサービスが一時停止された。アクセス集中により障害が断続的に発生したため、メンテナンスとサーバ増強を行うとのこと。期間は1週間から10日程度、好調なスタートに水を注す事態だ。アクセスが殺到することは予想されていただろうに、見込みが甘いとしか言いようがない。

9月22日、予約数が188万本、初週販売数が255万本(2日間)に達したことが発表された。ダイヤモンド・パールの初週販売数158万本(4日間)を大きく上回る数字だ。完全新作への期待、赤・緑、金・銀をプレイした層のHGSSでの回帰、早期購入特典の効果だろう。

9月29日、PGLの再開は予定より大幅に遅れ、10月4日になることが発表された。サービスの柱の1つ、ポケモンドリームワールド(以下PDWと略)にいたっては、再開は10月11日の予定で、入場制限や仕様変更もあるとのこと。もうグダグダ。




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+ブラック
・オープニング。レシラムは外見、声ともに神秘的な雰囲気だ。
・文字を「漢字」、性別を「男の子」、名前を「くろきし」と設定。身長はチェレンとベルの中間くらい。女2男1と男2女1では、かなり関係が変わってきそうだ。

・主人公♂。カットインの顔は迫力がありすぎる♀と比べると、かわいく見える。
・最初のポケモンはツタージャを選択。腕を組み、うんうんとうなずくのがかわいい。ステータスにはそれほどこだわらないつもりだったが、まあまあなものすらなかなか出ず、結局ホワイトの3倍時間がかかってしまった。
・VS ポケモントレーナーのベル(1)。ツタージャはミジュマル♂Lv.5を睨みつけ、体当たりで倒す。
・VS ポケモントレーナーのチェレン(1)。ツタージャはポカブ♂Lv.5も同様に倒し、Lv.6になった。

・ツタージャのニックネームは「エンヴィ」。七つの大罪の「嫉妬」から。
・かなモードに比べ、漢字モードは話し言葉としておかしかったり、急に言葉遣いが変わったりと、時折不自然に感じられることがある。

・ベルの主人公♂への呼びかけは「おうい!」。
・野生のポケモンと戦い、エンヴィはLv.7になり、つるのムチを覚えた。ミネズミ♀Lv.4、ヨーテリー♂Lv.3を捕獲した。

ポケモン図鑑 見つけた数 5匹/捕まえた数 3匹  おこづかい 4000円  プレイ時間 0:41

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