ポケットモンスタープラチナ 博士のレポート 3
森の洋館−ギンガハクタイビル |
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夜、ハクタイの森にある森の洋館に来た。柵の前でナタネが中を覗いている。
「やぁ!あなたもここの噂、気になってるんだ?森の洋館のお化けポケモン……怪しい人影を見るって話もちらほら耳にするしね。あたしが調べればいいんだけど、中に入るのは……ほら、あたしジムリーダーでいろいろあるからね!ねっ、いろいろあるから。お化けが怖いとかじゃなくてね!じゃ、じゃあ、調査のほうヨロシクね!」
ナタネは逃げ出した!
門に生えた木を居合い切りで切り払う。草むらでホーホーLv.12を捕獲し、建物の脇で玉虫プレートを拾った。プレートの裏に刻まれた文字を読んでみる。ちなみに、プレート固有ではなく発見した順に現れ、地下で発掘したものでは見ることができない。
1枚目「宇宙生まれしとき、そのかけらプレートとする」
建物の中へ。奥が霞んで見える。野生のゴースを避けつつ進み、森の羊羹、技マシン90「身代わり」、強面プレート等を拾った。
2枚目「プレートに与えた力、倒した巨人たちの力」
床に落ちていた本には、文字を書き殴った跡があった。
「あんな得体の知れ…………に、モ……を持っていかれるとは……」
2階の小部屋で、クーレ(ロトム)は野生のロトムと対面した。
「テレビの中に……何かポケモンがいるみたい……?テレビを叩けば出てきそうだ。叩いてみますか?」
「>いいえ」
殿堂入り後のダイヤモンドでロトムを捕獲したとき、私はその登場エフェクトに驚き、感じ入った。それが一度しか見られないというのが一番の理由だ。今はそっとしておこう。
ギンガハクタイビルに踏み込む。ドアの脇にいた下っ端がこちらに気付いた。
「私だよ!私!ハハハ、驚いたか?私は国際警察だからね、変装が得意なんだよ」
彼はくるりと回り、変装を解いてみせた。紛らわしいぞ、ハンサム!
「……ところで、君は一人前のトレーナーだ。大丈夫だろうが一応、注意しろ!と言わせてもらうよ。そしてアドバイスだ。このビルの階段は2つある。どちらかはきっと罠だろうな。だけどギンガ団の連中は見る限り間抜けなので、何かわかりやすい目印があるはずだぜ!」
ハンサムは再びギンガ団の格好に戻った。
「しかし、いくら調べてもギンガ団が何をしたいのか、全くわからないのだ。どうもボスの目的を下っ端がわかっていないというか……おっとアドバイスだ。このビルの階段は(以下略)」
わざわざ階段が2つ並んでいる。一方には警備がつき、もう一方には誰もいない。たとえ罠だろと、手持ちのレベルを上げるためには戦ったほうがいい。警備がいるほうを選ぶ。下っ端2人をダブルバトルで倒し、階段を登ると、また1人現れた。これも倒す。結局、道は行き止まりだった。
今度は誰もいないほうへ。壁に標語のようなものが貼られている。
「君が選んだ道は栄光への道」
これが目印らしい。積極的に戦いつつ、部屋を一つずつ潰していく。結構アイテムが落ちている。元気のかけら、青いかけら等を拾った。
「我々とともに歩もう ギンガ団」「この道を迷わずに行け!それがサクセスロード!」「世界に平和を ギンガ団」
4階に来た。一面の壁は暗い青をしており、多数の光点が瞬いている。これいいなぁ。奥の部屋には中年の男、白黒服の女、そして捕らわれのポケモンたちがいた。
「こいつらギンガ団って、みんなのポケモンを奪って何をしたいんだ!?」
「何か用かしら?と、聞くまでもないわね。ポケモンを取り返すのね。いいわ!このジュピターが相手してあげましょう」
マーズに続き、ジュピターも名乗った。
VSギンガ団幹部・ジュピター(全2体)。1体目はズバットLv.21(前作Lv.18)。レビアたん(ポッチャマ♂)はバブル光線を放ち、翼で打つを受ける。
「やってくれる」
バブル光線でズバットを落とす。
2体目はスカタンクLv.23(前作Lv.20)、なぜかマーキングのポーズだ。辻斬りを受け、特性・激流を発動させたレビアたんはバブル光線を放った。だが、それでもHPを半減させることしかできない。替わったズバット(♀)は辻斬りで落とされた。強い!
キスキル(ユキワラシ♀)を出す。辻斬りを受けつつも放った冷凍ビームは、スカタンクを氷漬けにした!オボンの実でHPを回復するスカタンクに止めの冷凍ビームを撃ち込む。今回は運に助けられたか。
「お子様に負けるだなんて、油断って怖いわね」
「ふうん、強いのね……いいわ。ポケモン像の調査も終わった、発電所のエネルギーもマーズが集めた。一つだけ教えてあげる。あたしたちのボスは神話を調べ、伝説ポケモンの力でシンオウ地方を支配する……あなた、ギンガ団に逆らうのはやめておきなさい。では失礼」
ジュピターとはローマ神話に登場する天空の神。色を好むとされるが、それを「快楽をもたらす者」と言い換えるのは、やや強引にも思える。他に何かオリジナルが存在するはず…………
組曲「惑星」!グスターヴ・ホルストが作曲したその第4曲は「木星、快楽をもたらす者」。第1曲は「火星、戦争をもたらす者」、第5曲は「土星、老いをもたらす者」であり、全てが違いなく当てはまる。残る1人の名は土星、つまりサターンということになる。ただ、狙われた「未だ眠り続けるポケモン」、その場所は示されていない。
(会話略)男は後で自転車屋に来るよう言い、ポケモンを連れ、帰っていった。床に落ちていたアップグレードを拾った。これが今出てくるということは、近いうちにポリゴンが手に入るということか。レビアたん、キスキル、クーレはLv.20になった。
お小遣い22652円 ポケモン図鑑51匹(捕まえた数36匹) バッジ2個 プレイ時間27:07
ロトムの部屋 |
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部屋の中央には、電子レンジ・扇風機・冷蔵庫・洗濯機・芝刈り機が並んでいる。色は赤で統一されており、ブランド物のオシャレ家電といった雰囲気だ。机の上に置かれたノートを読む。
「とある場所で偶然、特殊なモーターに出はいりするポケモン・ロトムの情報などを入手した。今わかっているのは、モーターに入ったロトムは、ユニオンルームやWi-Fiクラブなどに入ったり、育て屋に預けようとすると、モーターから出てくるだけでなく、場合によっては技を忘れる。いずれ詳しく研究して私の手柄とするため、ロトムに関係する一切合切を隠しておく。 天才科学者プル……」
自称天才のギンガ団幹部・プルートが書いたものらしい。この説明によれば、フォルムチェンジしたロトムが使用できるのは、シナリオ中とワイヤレス対戦のみということになる。活躍の場が限られるのは、正直言って残念だ。
冷蔵庫を調べてみる。クーレがモーターの中に入り込むと、吹雪を覚えたい旨が出た。電磁波に上書きする。
「おお、お前か!こんなところでもポケモンを探しているとは熱心だな」
新しい姿を確認する間もなく、部屋にナナカマド博士が入ってきた。なぜここが……
「私か?ハクタイには知り合いの博士が時々やってきてな、面白いポケモンの噂を色々聞かせてくれるのだよ」
5つの電化製品を眺める。知り合いの博士?
「電化製品の中に入り込むポケモンか……うむう……私が聞いた話とは少し違うようだな……うむう……私が知っているのはこんな話だ。昔、おもちゃのロボットに入り込んだままのポケモンがいてな、それを新しいポケモンとして認めるかどうか……議論が始まろうとしたが、肝心のロボットポケモンはいなくなったというんだ……」
「それにしても、このロトムというポケモンは……変わったポケモンだな。電化製品の中に入りつつ、というか半ば融合して、新しい技を覚えるのか。いってみれば、機械のようなポケモンのような存在だ。ふむう……!極めて特殊だが、これもポケモンの一つの姿だな。なるほどなるほど!いくつになっても、ポケモンには新しい発見がある!それではな、シィ!」
ナナカマドは出ていった。もしかして、自分が発見したことにするつもりなんじゃ……
手持ちを確認する。スマートだったクーレは、マッチョなフロストロトムになっていた。4ドアの大型冷蔵庫だけあって、グラフィックも枠一杯で窮屈そうだ。攻撃・防御・特攻・特防が上がり、素早さがやや下がっている。この変化は進化に近い。
他の4つも試してみる。電子レンジでオーバーヒートを覚えたヒートロトム、扇風機でエアスラッシュを覚えたスピンロトム、洗濯機でハイドロポンプを覚えたウォッシュロトム、芝刈り機でリーフストームを覚えたカットロトムに変化した。能力値は全フォルム同一で、姿と専用技のみが異なる。ウォッシュが一番使いやすいだろうか。私の外見的な好みからいうと、ノーマルが一番、スピンが二番目だ。
クーレをモーターから出し、元の姿に戻しておく。技を確認すると、4つあった技が3つになっていた…………リセ――ット!!
部屋の片隅に古びたノートを見つけた。読んでいて、何か熱いものがこみ上げるのを感じた。
「出会いはとつぜんだったよ。ぼくがなくしたおもちゃのロボットを見つけたとき、しばかり機のモーターからポケモンが飛びだしてきたんだ。で、ぼくはロボットを持ったまま、そのポケモンを見つめていたんだ……」
「そのポケモンはなんだかふわふわとうかんだまま、ふしぎそうにぼくに近よってきた。ポケモンは電気を出しているのか、まわりの空気がびりびりはじけるような音がして……このままだとぼくの顔もしびれる!と思ったそのとき、ポケモンは笑ったように見えた」
「そのときわかったんだ、ぼくたちは友達になれるって。ふしぎなポケモンをロトムってよぶことにした。たんじゅんなんだけど、ロトムはしばかり機のモーターからそのすがたを現したからね。モーターとロトム、なんだかわかるでしょ」
「ロトムはイかしたポケモンだよ。すがたを消すことだってできるし、なんといったっていろんな機械の中に入りこめる!さらに入りこんだ機械を動かせるんだ、ロトムは!」
「ぼくとロトムはどんなときもいっしょだった。ロトムの体から出ている電気のせいで、なでたりだきしめたりはできなかったけど、ぜんぜん平気だったよ!だって、ぼくとロトムは心と心でいつも通じあっているから」
「ある日のことだった。ふわふわういているロトムを見て、いつもとは逆にぼくがロトムをおどかしてみたんだ。そうしたら……ロトムはおどろきすぎたのか、体からの電気がいつもより広がり、ぼくはしびれ気絶した……」
「気づいたぼくはまわりにロトムがいないことを知り、必死になってさがしまわった。(気にすることなんてないのに)(ぼくはだいじょうぶだよ)(いつものように遊ぼうよ)いっぱい言葉があふれてくれるのに、それを聞いてくれる友達はどこにも見つからなくて……」
「それはロトムをさがしているときだったんだ。ぼくはゴミすて場でおもちゃのロボットを見つけた。ぼくと目が合ったロボットは、なぜだか手をふってくれた。それはロトムだとわかった。ぼくはかけより、力いっぱいだきしめたまま、ぼくはロトムにたくさん話しかけた」
「そのたびにロボットの目がうれしそうに光って……きっと中のロトムからたくさん電気が出てるんだろう。なんだか今までよりもロトムのことがわかる気がした。そしてぼくたちはずっといっしょだということも」
お小遣い22652円 ポケモン図鑑51匹(捕まえた数36匹) バッジ2個 プレイ時間記録なし
サイクリングロード−206番道路−迷いの洞窟−207番道路−テンガン山−208番道路 |
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「あっ!いたいた。いいものあげたくて君を探していたの。ポケモンのタマゴぜひ受け取ってほしいけど、いいかしら?」[ツン]
「>いいえ」
「あら……?遠慮しなくていいのに。ポケモン図鑑のページを埋めるのって大変でしょ?だから手助けしたいの」[ツン]
後にしてください。
「あっ、待って!ポケモンのタマゴ受け取って。ね!お願いだから」[デレ]
……しょうがないなぁ。
「どう?ポケモンのタマゴ受け取ってくれるかしら?」[ツン]
「>はい」
「あら?ポケモン6匹いて、タマゴを受け取れないわね。ポケモンセンターのパソコンにポケモンを預けてくれないと、タマゴを渡せないわね……じゃあ、あたしここで待っているから」[ツン→デレ]
シロナ様、かわいすぎる!!
孵化要員として、ダイヤモンドからフランキー(ブビィ♂Lv.22、寂しがりな性格)を連れて来た。名前は卵を孵す装置「孵卵器」から。最初、コンビニでお弁当を買ったときの店員の不明瞭な言葉「……めますか?」から「メマスカ」と付けたが、電子レンジで卵を温めると爆発することを思い出し、これはいかんと変更した。シンオウ図鑑No.200。
手持ちを5匹にし、待ち合わせ場所へ。
「どう?ポケモンのタマゴ受け取ってくれるかしら?」[ツン]
「>はい」
タマゴを受け取った。何のポケモンだろう?
「よかった!タマゴの中のポケモンも、きっと喜んでるわよ!元気なポケモンと一緒にポケモンのタマゴを連れて歩くと、中からポケモンが出てくるの。君がポケモン図鑑のページを埋めるのに役に立てば嬉しいな。じゃあね!」[デレデレ]
シロナはまたいずこかへと去っていった。いい人だ。
(会話略)ギンガハクタイビルで会った男が自転車屋の店長だった。そ知らぬ顔で自転車をもらった。
自転車で街中を走り回る。タマゴは最初から「生まれるまでもうちょっとかな?」という状態で、特性・炎の体の効果の効果もあり、孵るのにそれほど時間はかからなかった。
トゲピーの♀だ……性格が無邪気というところがシロナっぽい。大事にボックスに入れておく。
しばらく放置していたGTSの様子を見るため、ハクタイの森と岩山の境を通る抜け道へ。前作なら少年に行く手を遮られ、サイクリングロードに行くよう勧められるところだが、それがなかった。つまり、今作ではサイクリングロード通過が必須ではないということになる。
岩山で銀の粉、技マシン82「寝言」を拾った。発電所前にフワンテLv.15(前作22)が来ていたので捕獲、かわいさがぐーんとアップしている!やはり、前作はレベルが高めで捕獲しづらかったのだろうか。204番道路で居合い切りを使い、奥にいた教師から技マシン78「誘惑」をもらった。
コトブキシティに到着、GTSの交換成立を確認。東へと走り、テンガン山前まで来た。レベル上げのためにも、サイクリングロードを通っておいたほうがいいだろう。来た道を戻る。
ハクタイシティ南のゲートへ。自転車に乗ったまま中に入ることができた。これは便利だ。(会話略)ナナカマド博士の助手から学習装置を受け取り、サイクリングロードに入る。何往復かし、自転車乗りたちを一掃した。ピカチュウの新グラフィックがかわいい!特に四つ足!
ゲートを出、折り返し下の206番道路へ。草むらに入ると、グライガー(シンオウ図鑑No.153)Lv.16が現れた!まさか、ここで出てくるとは。状態異常にできる技がなく、少々手間取ったが、ボール3個目で捕獲できた。コロトックLv.18も捕獲した。
迷いの洞窟を覗いたが、岩砕きを使える者がいなかったため、一旦クロガネシティに向かう。
迷いの洞窟の探索開始。パチリスに覚えさせたフラッシュで洞窟を照らし、イワークの岩砕きで邪魔な岩を排除する。
(会話略)迷子のミルに乞われ、出口まで連れて行くことになった。野性ポケモンが現れ、ミルもユンゲラー出す。レベルは何と26(前作18)!経験値稼ぎに利用できそうだと、トレーナーのいる場所に誘導する。ユンゲラーは念力と電撃波を的確に使い、手加減しないなぁと思っていると、コリンクの噛みつくであっさりとやられたり……
「あたしポケモンのね、鳴き声とか小さくなるとか、ポケモンを助けてくれる……そんなわざがお気に入りなの」
「このどうくつ……どこを歩いてるのか、わかんなくなっちゃうね……」
「シィさん、ポケモンといつもいっしょだから、そんなに強くなったの?そうだね、うん!ミル、がんばってみる!」
途中、技マシン32「影分身」を拾った。(会話略)ミルは出口の光を見ると礼を言い、駆けていった。こちらはお礼なし。
念のため隠し入口のほうを覗くと、前作で道を塞いでいた怪力で動かす丸い岩がなくなっていた。バッジ6個時点から2個時点へと、ずいぶん早く入れるようになったものだ。
フカマルLv.17を捕獲後、虫除けスプレーを撒いて自転車を飛ばす。北東隅の急カーブも何とかクリアし、最奥部で技マシン26「地震」を拾った。自力で覚えないグライガーとフカマルへのサービス、ということだろうか。
207番道路にはノズパス(シンオウ図鑑No.155)を使う山男がいた。手持ちのズバットがゴルバットに進化した。
(会話略)テンガン山直前で助手の子が呼び止めた。前作とは場所が変わっている。「好きなほうを選んでみてよ」と言っておきながら、どちらを選んでもバトルサーチャーだ!更に、ポケッチにアプリ「ダウジングマシン」を追加してもらった。洞窟に入る。
「君は世界の始まりを知っているか」
突然アカギが現れ、一方的に話した。
「このテンガン山はシンオウ地方始まりの場所、そういう説もあるそうだ……出来たばかりの世界では、争い事などなかったはず。だが、どうだ?人々の心というものは不完全であるため、皆争い、世界は駄目になっている……愚かな話だ……」
洞窟を抜け、208番道路へ。アロマなお姉さんがボールカプセルを使ってきた。この戦いで、ゴルバットがついにクロバットに進化した。一度だけVSジュピターで瀕死にさせてしまっていたが、無事進化してくれてほっとした。
木の実じいさんの家でザロクの実をもらい、ポケッチにアプリ「木の実サーチャー」を追加してもらった。やはり説明不足だったのか、各種肥やしの取扱説明書があった。
草むらでロゼリアLv.19を捕獲。しつこく調べていると、ラルトス(シンオウ図鑑No.157)Lv.17が現れた!慎重に捕獲する。空手王から要石をもらい、ヨスガシティに続くゲートに入る。
お小遣い37482円 ポケモン図鑑66匹(捕まえた数46匹) バッジ2個 プレイ時間31:51
ヨスガシティ−ポケモンコンテスト会場−ヨスガジム |
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「あたし、ミミィ!コンテストの審査員してまーす。お礼をするから、絶対にコンテスト会場に来てね!」
街中は移動時に処理落ちが発生する。自転車に乗るとそれが顕著だ。アスファルトをタイルに変えたせいだろうか?改善を求めたい。ポケモンセンターで回復する。そこにはテレビ局のレポーターとカメラマンがいた。
「トレーナーの取材をしています。ぜひ協力してくれない?できれば、ポケモン勝負であなたの強さを知りたいわね!」
「>いいえ」
「あなた……もしかして、とりあえずいいえって返事をする人?」
「>はい」
「テレビコトブキ!突撃取材でーす!」
2人並んでいるのでダブルバトルかと思いきや、戦うのは1人ずつだった。レポーターのコリンクLv.22をキスキルの冷凍ビーム、フワンテLv.22をクーレの10万ボルトで倒した。
「そして玉砕!」
「そのトレーナーがどんな気持ちでそのポケモンと一緒なのか……わたくしが知りたいのはソコなの!」
カメラマンのマネネLv.20とワンリキーLv.22も倒した。前作のテレビコトブキで日替わりトレーナーをしていた人たちだった。
隣のミズキの家へ。前作では雑然としていたのが、小ぎれいでおしゃれになっている。
「こんちは!おっ、ポケモントレーナーやん!ほな、ポケモンボックス使てるんや!嬉しーなー!どーしたん、きょとんとした顔やで?あっ、ごめーん。一人でしゃべってた!うちの名前はミズキ!きみが使ってるパソコンのポケモンボックスを管理してるの、うちやねん!」
「でさ、唐突やけど、あんたイーブイってポケモン欲しい?」
「>はい」
「はい!って、あかんやん!それ以上ポケモン連れていけへんで!こんなときこそ、うちの作ったポケモンボックス使てや」
(「>いいえ」→「そっか……ほな、うちが面倒見よかな」)
手持ちに空きを作って出直す。
「どう、あんたイーブイってポケモンいる?」
「>はい」
「はいどうぞ!このイーブイ、ジョウトの友達がな、たくさんいるからってくれたんよ。でも……あの人、何匹イーブイの世話してるんやろ?って、関係ない話やな。ほな、よろしく頼むで」
イーブイ(シンオウ図鑑No.163)Lv.20をもらった。No.170まではイーブイ系で埋まるわけか。♀だったので親に使えそうだ。
「ポケモンボックスのな、元々の仕組みはマサキって友達が作ったんや。で、うちなりに使いやすいよう、色々改良したんよ!」
「はい、どぉーも!私がポケモンだいすきクラブ会長です!あなたはポケモンをかわいがるときにどうしていますか?私はポケモンにポフィンを食べさせております。なぜならばぁ!ポフィンを食べさせることで、愛情を伝えられるからです!たとえばぁ、甘いポフィンを食べると、ポケモンのそのかわいさが食べる前よりもアップします!たとえばぁ、辛いポフィンを食べると、今度はそのかっこよさが食べる前よりもアップします!と、このようにポフィンはいいことづくめなのです。であるからしてぇ!このポフィンケースをあなたにもプレゼントしましょう!」
ポケモンだいすきクラブで、会長からポフィンケースをもらった。あらためて書き出してみると、本当に長い……
「それにたくさんのポフィンを入れて、いつでもどんなときでもポケモンにポフィンをあげてね!」
各所を覗き、ふれあい広場西ゲートへ。コダック・アチャモ・フワンテの看板がかわいすぎる。反対側のピカチュウが見られないのが残念だ。今作はシンオウ御三家も入場可ということで、レビアたんとお散歩することにした。
「たまらん!ピカチュウがたまらん!!前を行く僕、追いかけてくるピカチュウ!あはは、僕たちだけの世界!むふーっ!!」
たまらん!ポッチャマがたまらん!!むふーっ!!
中央には池があり、シンオウ地方をかたどった島がある。技マシン43「秘密の力」を拾った。遺跡の中に入り、外に出ると、そこは別の場所だった。ワープパネルと似ている。技マシン45「メロメロ」を拾った。レビアたんは白いちょびひげを拾ってきた。
広場は柵で東西に分断されており、一度に全体を回ることができない。なぜ、こんな不便な作りにしてしまったのだろう。
一旦外に出、東ゲートから入り直す。今度はヌイ(ヒコザル♀)とお散歩だ。お守り小判を拾った。ヌイはドリの実を拾ってきた。
アイテムが落ちているのに行けない場所がある。散々試行錯誤した末、遺跡の中は左右にも行くことができるということに気付いた。適当に移動した先で、掃除をしている人から大きい葉っぱをもらい、物の怪プレートを拾った。
3枚目「その者、時間空間の2匹、分身として世に放つ」
ジムの前にアドバイザーがいる。
「おっす!トレーナー!ここに来たってことは、ジムトレーナーに挑戦だな。だがな、本当に申し訳ないが、それは無理な話なんだな。なぜって聞きたいだろうから先に答えちゃうと、ジムリーダーがいないからだ!」
「とはいっても、コンテスト会場にいるのはわかっているんだけどさ。また来てくれよ。俺が待ってるからさ」
なーんだ!
ポケモンコンテスト会場に入ると、ママと先に会ったミミィがいた。(会話略)ママはコンテストの実力者らしい。ミミィからキラキラパウダー、ママからドレスをもらった。
派手派手な紫のドレスを着た女に話しかける。女はくるりとターンした。
「アラ、なんですか?コンテストですか?うふふ、楽しんでくだサーイ!ちなみに、このヨスガのジムリーダー・メリッサは、ポケモンコンテストでもすごーく強いそーデス!それってアタシのことですけど」
「うーん!アナタ、強そーですね!!わかりました。ジムで待ってマース!」
ノモセ方面に続く南ゲートはテレビ局のレポーターとカメラマンがいてロケ中、トバリ方面に続く東ゲートはタマゴについて話す人たちが道を塞ぎ、通行できなかった。ヨスガジムは前作ではジムリーダーに見くびられて5番目の挑戦だったが、今作ではストレートに3番目のようだ。
ヨスガジムに挑む。メンバーは、ヌイ(ヒコザル♀Lv.23)、レビアたん(ポッチャマ♂Lv.23)、クロバット(♀Lv.23)、キスキル(ユキワラシ♀Lv.23)、クーレ(ロトムLv.23)の5匹だ。
「オーッス!未来のチャンピオン!このジムは凄いぜ!何が凄いか教えてやる。まず、真っ暗だ!大丈夫!安心しろ!ライトは貸してやるからさ。で、中にいるトレーナーたちもライトを持っている!ライトでトレーナーを照らしたり、反対に照らされると、ポケモン勝負が始まるぞ!」
「で、ここから大事!青い床のマークと同じマークの赤い扉……その先にジムリーダーがいるぞ!違う扉を選ぶとここに戻ってきちまうんだな、これが。ということで、頑張れ!未来のチャンピオン!」
「オーッス!未来のチャンピオン!そんなに俺の話が聞きたいか。長くても聞きたいなら、はいと答えてくれ!」
「>はい」
「オーケー!未来のチャンピオン!このジムの凄さ、教えてやる。まず、真っ暗だ!で、中にいるトレーナーたちはライトを持っている!(中略)違う扉を選ぶとここに戻ってきちまうんだな、これが」
「おっと!俺としたことが大事なことを忘れていたぞ。ここのジムリーダーはゴーストタイプの使い手!なんと!なんと!ゴーストタイプのポケモンには、ノーマルタイプの技は効かない!後は自分で確かめてくれ!お前のこと、信じてるからさ」
(「>いいえ」→「んじゃ、頑張れ!」)
2回聞かないと専門タイプを教えてくれない。
本当に暗い。目が光るヨマワルの形をした置物が多数並び、室内は迷路のようになっている。前作はごく単純な計算問題を解くだけで罠として意味を成さないものだったが、これは視覚的に面白い。こういうお化け屋敷ありそうだ。
ライトが照らす2マス以内に入ると戦闘になる。一部屋目の2人、二部屋目の4人を片付ける。ポケモンはゴース系以外にフワンテが目立つ。ポケセンに行きたければ、扉をわざと間違えればいい。部屋から出るたびに床のマークの位置と形が変わるのが芸が細かい。
「オーホッホッホ!!」
VSジムリーダー・メリッサ(全3体)。(会話略)体を捻り、手を差し伸べる。初動はストレッチをしているのかと思った。
1体目はヨマワルLv.24(シンオウ図鑑No.189)。ジムの順番が変更されたことで、レベルが相応に下がっているようだ。キスキルはシャドーボールでヨマワルを追い詰めたが、鬼火で火傷を負った。そのままシャドーボールで倒す。
2体目はゴーストLv.24(前作ゲンガーLv.34)。キスキルをレビアたんに替え、不意打ちをかわす。シャドークローとバブル光線の応酬の末、レビアたんが押し勝った。
3体目はムウマージLv.26(前作Lv.36)だ。
「あら?最後の一匹ダワ」
クロバットに替え、マジカルリーフをしのぐ。AIの判断が的確だ。クロバットは妖しい光でムウマージを混乱させたが、サイケ光線を食らった。クーレを出し、自滅するムウマージをシャドーボールで倒した。
「アナタ最高に強いデス。アタシ負けたのわかります」
(会話略)レリックバッジをもらった。
「そのバッジ持ってると、秘伝のきりばらい使えます。あと、この技マシンも……アナタなら使いこなせる。アタシ、そー思う」
バッジの効果がノモセジムのフェンバッジと入れ替わっている。技マシン65「シャドークロー」をもらった(会話略)。遺伝可能な不定形グループが存在せず、使いどころを悩む技マシンだ。
「ジムバッジが3つ……でも、シンオウにはまだまだ強いトレーナーがたくさんいること、忘れないで。ひとつひとつ強くなっていくといいよ」
奥のワープパネルから入口に戻る。メンバー全員がLv.24になった。
4体目の主力は、ベヒモス(ベイリーフ♂Lv.24、穏やかな性格)だ。名前は旧約聖書に登場し、レビアタンと対をなす陸の巨獣「ベヒモス」から。シンオウ図鑑外。チコリータ系は初めて使うので期待している。
お小遣い46666円 ポケモン図鑑71匹(捕まえた数47匹) バッジ3個 プレイ時間35:59