ポケットモンスターハートゴールド 博士のレポート 7
42番道路−スリバチ山−チョウジタウン−43番道路−怒りの湖 |
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ふと気づく。ラジオ塔に2人、ゲームコーナーに1人と、ロケット団の数が増えている。
「おらあ!子供がなんの用だ!?あっち行けー!」
「ラジオ塔を乗っ取って……なんだ!子供には関係ない!」
きな臭い雰囲気だ。嫌な予感がする……
GTSでハガネール♂Lv.33、ダグトリオ♀Lv.54、ニドクイン♀Lv.34、ニドキング♂Lv.50を手に入れた。
エンジュシティから東の42番道路へ。スリバチ山に入る。「大滝の洞窟」の名のとおり、大きな滝がある。道は複雑に入り組み、秘伝技の関係でまだ進めない場所も多い。トレーナーもいる。ハイドラ(ミニリュウ♀)がLv.26になった。野生ポケモンはワンリキーを確認した。
洞窟を抜けた。折り返し、下の川も調べる。拾ったものをくれるという、釣り人のミノルをポケギアに登録した。
ぼんぐりの木のそばにスイクンがいる。近づくと、スイクンは跳びかかり、またどこかへ行ってしまった。ということは……
「スイクン……なんと勇ましく、なんとみずみずしく、なんと美しく、なんとすばしっこいのだ!」
ミナキ登場!
「ビーナス!君はいつもスイクンが現れるところにいるんだな」
「それはこちらの台詞ですわ」
「まあいいさ。スイクンを追い求める気持ちは、私のほうが上なんだ。私の祖父は……伝説に詳しい人でね、特にスイクンのことは子供のころから何度も聞かされていたんだ」
「スイクン……お前がどこに向かっているのか、それを見届けるまで私は追い続けるぜ……いいな!」
言いたいだけ言い、ミナキは去っていった。並んで生えている黄・緑・桃のぼんぐりを採る。
ミニスカートのリカから電話があり、38番道路へ。雷の石をもらった。
再び42番道路を東へ進む。フォーナ(マグマラシ♀)がLv.27になった。草むらでマンキー、モココを確認した。
「ここはチョウジタウン ようこそ忍者の里へ」
チョウジタウンに到着、ポケモンセンターで回復する。怒りの湖でロケット団を見たという人がいた。気をつけないと。
「チョウジタウンポケモンジム リーダー・ヤナギ 冬の厳しさを教える者」
ジムの前にはふくよかさんがおり、入ることができない。またか。
「君はもう黒いマントの男を見た?どうもこの辺りから怪しい電波が出ていると言って、チョウジタウンと怒りの湖を行ったり来たりしてるんだ。あの人、誰なんだろう?」
白マントのストーカーなら、さっき会ったばかりなのだが。
「ここはお土産屋さん 少しも怪しいところなどありませんからご安心を」
怪しい……横の木は色が白っぽく、てっぺんから三つ又の棒が生えている。中へ。
「へっへっへ!実験は大成功!コイキングじゃあ売れないが、ギャラドスなら売り物になるぜ」
客の男がつぶやいた。辺りを見回す。大きなタンスが、わざわざ部屋の真ん中に置かれている。店主が気づいた。
「な、なんですか?この部屋のどこからか、風が吹き込んでくる音が聞こえる?」
「音?そういえば……」
「それは……ひゅ、ひゅー。私が口笛の練習をしてるんですよ。そんなことより、何か買わない?」
商品は小さなキノコ、モンスターボール、傷薬の3つしかない。何も買わずに出る。何から何までいちいち怪しいが、決定的なものは見つからなかった。
東へ行こうとすると、おじさんに止められた。
「ちょっとちょっと。チョウジタウンに来たなら、いかり饅頭を買うのが旅の常識ってもんだ。今ならたったの300円。どう?買うでしょ?」
「>ちょうどよかった。お土産が欲しかったところですの。いただきますわ」
いかり饅頭を買った。ムラサキ博士はあんこ好きなのである。
「そういえば、ずいぶん前にカントーからも買いに来た人がいたっけ。そのときはあいにく品切れで、怒りながら帰っていったよ。あの人には悪いことしちゃったなあ」
ナナシマでは売っておらずがっかりして帰っていった人がいたそうだし、シンオウでは買い占められていたし、結構人気があるようだ。入る場所もバッグの大切なものポケットか……ん?
「買ってもらってからこんなこと言うのもナンだけど、いかり饅頭を買うことと、ここを通してあげるかどうかは、別の問題なんだよねー……まあ、ジョウト地方にはアサギの灯台とかタンバの薬屋さんとか、いろいろ見どころがあるからね。あわてないで、アッチコッチ見物してくるといいよねー」
怒りの湖を見に行くか。
「怒りの湖では、たまに赤いウロコというものが見つかったりするようです。そういえば、誰か欲しがってる人がいたっけ。えーと誰だったか……忘れました」
警備員が言った。北のゲートを抜け、43番道路へ。今通ったばかりだというのに、また別のゲートがある。マップを確認する。
中に入ると、ロケット団の下っ端2人が詰め寄った。
「おっと!こちらの通行料は1000円となっていますです」
「ご覧なさい」
「なんだ、1000円もねーのかよ。金の足りない奴はあるだけ頂戴するぜ!スッカラカンの奴は……しょうがねえ、通ってよし!」
「へへへ。怒りの湖でおかしなことが起きてるからって、通る奴ばかりで儲かるよ!」
マップには「欲張りなゲートに注意」と書かれている。ワカバタウンに飛び、お小遣いの全額をお母さんに預けておいたのだ。
理不尽な金銭の徴収は、ムラサキ博士が許しても(ネタ的にね)、ビーナスが許さない!
通ろうとするたびに何度でも取られるので、脇の草むらを通るのがよい。
「聞いてくれよ!赤い髪の色をした奴が、僕の大事なポケモンを馬鹿にしたんだよ!ちくしょー、僕のポケモン凄いんだぞ!」
VS怪獣マニアのカズシ。手持ちはニドキング♂Lv.20だ。ハイドラは波乗りで倒し、Lv.27になった。レベルからして強力な技は覚えてなさそうだし、見かけ倒しとかなんとか言われたのだろう。
「どーゆーポケモンが好きなんて、人それぞれでいーと思うんだ。つよーいポケモンだけが、ポケモンってわけじゃないからね」
トレーナーと戦いつつ、北へ進む。クレーター(ウツドン♀)、ペガサス(ピカチュウ♂)がLv.27になった。草むらでピジョン、キリンリキを確認した。
雨が降り出した。釣り名人の家は釣竿がもらえるのかと思いきや、何ももらえなかった。
「私、見間違いかしら。湖の真ん中に赤いギャラドスがいたの……でも、ギャラドスって普通青色でしょ?」
「ギャラドスがお怒りじゃ!なんか良くないことが起きるんじゃ」
「ここは怒りの湖 別名ギャラドス湖」
ほとりまで来ると、鎌首をもたげるギャラドスの影が視認できた。
波乗りし、まずは周囲を調べる。水上ではコイキングとギャラドスが現れる。雨で水位が上昇しているらしく、木が水に浸かっている場所があり、間を縫うようにして進む。岸辺でこだわり眼鏡、技マシン43「秘密の力」、赤いビードロを拾った。
北西奥にぽつんと民家があった。ふくよかーがいる。
「………………わざわざこんなところまで……わしはここで瞑想することで、新たな力を身につけた!その力、君のポケモンにも分けよう。これを持っていきなさい」
技マシン10「目覚めるパワー」をもらった。説明を終えると、彼は瞑想に戻ってしまった。
ポケモンセンターに戻り、プラチナから捕獲担当のドーブル♀Lv.68を連れてきた。ニックネームは「がか座」(Pictor)から「ピクター」とつけた。ちなみに、「がか」は「画架」と書き、イーゼルのことである。
ギャラドスに接近する。それは光の輪を発した。
「ギャシャーッ!!」
ギャラドス☆♂Lv.30。噂には聞いていたが、本当に赤い。ピクターはキノコの胞子で眠らせ、峰打ちする。色合いも考え、レベルボールで捕獲した。DSでの色違い11匹目。赤いウロコも手に入れた。
岸に戻る。そこにはカイリューを連れた黒マントの男がいた。
「ギャフゥ……」
「あの赤いギャラドス、どう考えてみても様子が普通じゃなかった……やはり、誰かの仕業で無理やり進化をさせられてしまったのか……」
「君も噂を聞きつけてやってきたのかい?」
「ええ。わたくし、ビーナスと申します。あなたは?」
「そう、ビーナスというのか。俺はワタル。君と同じトレーナーさ。ここの噂を聞きつけ、真相を調べていたんだが……ビーナスちゃん!さっきの戦いを見れば、君が相当な実力のトレーナーだとわかる。よかったら、俺にちょっと力を貸してくれないか?」
「>……わかりましたわ。お手伝いしましょう」
「そうか、助かるよ!湖のコイキングたちは、チョウジからの謎の電波で無理やり進化させられている。そんな気がするんだ。そして、あの怪しいお土産屋さん……ビーナスちゃん!俺は一足先にチョウジタウンへ向かってるよ!」
ワタルはカイリューに乗り、飛んでいった。
「同じトレーナー、か……フフン!」
お小遣い1924円 ポケモン図鑑164匹(見つけた数168匹) バッジ6個 プレイ時間160:31
ロケット団アジト |
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「カイリュー、破壊光線」
男は壁に叩きつけられ、ずるずると崩れ落ちた。画面上では体当たりしているので、ギガインパクトのようにも見える。人間が直撃をくらえば五体が四散しそうなものだが、死なない程度に加減しているのだろう。
「遅かったね、ビーナスちゃん!」
「…………」
「やはり、ここからおかしな電波が流されてる」
ワタルが迫り、店主は脇へと避けた。タンスを調べる。
「階段は……ここだっ!」
タンスがスライドし、下から階段が現れた。風の音はここから聞こえていたのだ。
「ビーナスちゃん!手分けして中を探ろう!俺から先に行くよ!」
ワタルは階段を下り、カイリューも後を追った。
「うう……あいつのドラゴンポケモン……強すぎる……」
「地下への階段、なんでバレたんだろう?こんなにさりげないのに……」
地下1階。コンクリートの通路に出た。壁際に置かれたペルシアンの像は目が赤く光っている。そ知らぬ顔で前を通ると、警報が鳴り、赤色灯が回転した。ロケット団の下っ端が駆けつける。やはりそういうことか。
「おっと!侵入者発見!」
VSロケット団の下っ端。フォーナはスリープ♂Lv.17、ズバット♂Lv.19を火の粉で倒した。それは逃げていき、すぐにもう1人やってきた。
「次は俺の番!逃がしはしないぜ!」
VSロケット団の下っ端。フォーナはズバット♂Lv.16、ベトベター♂Lv.17、コラッタ♂Lv.18を倒した。
「ポケモンの像が見張っている。秘密のスイッチを切らない限り、お前の前に出てきてやる!」
これも逃げていった。像の目の光が消えた。ワタルはどうやって作動させることなく通過したのだろう?
像はいくつもある。レベルの上げすぎは緊張感を削ぐ。はぐれ研究員を倒し、そこにあった警報装置のスイッチを「……ポチッとな!」と切る。ここはもともと忍者屋敷であり、いろいろ仕掛けがあるらしい。
像の目は青に変わっている。下っ端に出くわした。
「おっと!それ以上進めるのか?この先の床には爆弾が仕掛けてあるから、踏んづけたらドカーンだぜ!」
VSロケット団の下っ端。ペガサスはコラッタ♂Lv.16 4匹を10万ボルトで倒した。
黄と黒の縞で挟まれた6×7のパネルがある。考えても仕方がないので適当に進む。火花が散りビリリダマ、石が飛び出しイシツブテ、ガスが噴き出しドガースが現れた。すべて戦わずに逃げる。ちなみに、この床は遠回りすれば迂回できる。
ワープパネルに乗ったところ、入口に戻ってしまった。せっかくなのでポケモンセンターへ行き、回復しておく。
地下2階。ワタルが待っている。
「大丈夫かい?君のポケモン、だいぶ傷ついてるな。俺の薬を分けてやるよ」
「いえ、このとおり元気いっぱいですので……」
断り切れず、一応回復してもらった。
「さあ、ビーナスちゃん。ポケモンのため、がんばろう!」
ワタルは颯爽と歩いていった。どこか狂気を感じる。
「怪電波発生装置」
あった。頑丈そうな扉はロックされている。キーワードを言った人の声に反応して開くようだ。
地下3階。ワタルの足元に下っ端が転がっている。
「ビーナスちゃん!怪電波発生装置の部屋のロックを解除するには、ある人物の声を入力しなければならない。その人物とは
……ロケット団幹部のラムダ!奴はボスの部屋に隠れているということを突き止めたぞ!だけど……ボスの部屋にもパスワードが仕掛けてあるらしいんだ……ビーナスちゃん!まずはボスの部屋のパスワードを探しに行ってみよう!」
ワタルはまた行ってしまった。ボロボロになった下っ端がつぶやいた。
「ううう……マントを着た奴が強すぎて、アジトの秘密を全部しゃべらされちまった……だが、ボスの部屋のパスワードが2つあることだけは、最後まで言わなかったぜ!」
技マシン49「横取り」を拾った。部屋を一つずつ調べていく。
「パスワードを知っているのかって?そうね、知ってるかもよ。でもね、弱い奴には教えてなんかあげないわよ!」
VSロケット団の下っ端。バルペクラ(フーディン♀)はアーボ♀Lv.18、クサイハナ♀Lv.18をサイケ光線で倒した。パスワードの1つは「ヤドンのシッポ」。
「ひゃひゃひゃ!俺様を倒そうってのか?いい度胸だな。気に入った!俺に勝ったら、ボスの扉のパスワード教えてやるぜ!」
VSロケット団の下っ端。ハイドラはラッタ♂Lv.19を波乗りと竜の怒りで倒した。もう1つのパスワードは「ラッタのシッポ」だ。
ボスの部屋を探す。階段を上って地下2階を通り、階段を下りて再び地下3階へ。奥の階段を上ったところで技マシン46「泥棒」を拾った。
扉を見つけた。歩を進めようとしたそのとき、背後から足音が聞こえた。アホげだ。
「今度はこんなところをうろついてるのか。フフン!お前、そんなにロケット団が好きなのかよ」
「そちらこそ、ロケット団にずいぶんとご執心のようで。いったい、どういうご関係なのかしら?」
「……そんなことより、あのマントのドラゴン使い!あいつは何者なんだ?俺のポケモンでも、まったく歯が立たなかった……」
この状況でワタルに勝負をふっかけたのか。無茶苦茶だ。
「今日負けたことは別にいいさ。もっと強いポケモンを手に入れることさえできれば、あいつになんか負けやしない」
「あなた、まだそんなことを……」
「それよりも気に入らないのはあの台詞……君はポケモンへの愛と信頼が足りない、だと。そんな生ぬるいことを言う奴に自分が負けたかと思うと、腹が立って仕方ない!……フン!お前の相手なんかしてられるか!」
突き出す手を下がってかわす。
「いつもポケモンのせいにばかりして、なぜ自分のことを省みないの?間違っているのはあなたなのよ」
アホげは舌打ちし、階段を駆け上がっていった。
2つのパスワードを入力し、扉を開ける。ソフト帽を目深にかぶった黒いスーツの男がこちらを向いた。隅にヤミカラスがいる。
「ぐっふっふっ、よく来たな。君がビーナスか……」
「……どちら様でしょうか?」
「おや?私が誰かわからんかね?サカキだよ、サカキ様だよ!ぐわぁーっはっはーっ!」
「サカキというと、ロケット団のボスだった人ですか?……写真とは違いますわね。迫力に欠けているというか、小者然としているというか」
「……あれ?ぜんぜん似てない?サカキ様に見えない?くっそー、一生懸命練習したのに!」
男は変装を解いた。下っ端と大差ない黒の上下だ。
「俺はロケット団幹部のラムダだ!お前はどうせ怪電波発生装置の部屋に忍び込むつもりだろう?だが、そうはいかないぜ!なぜなら、あの部屋は特別なキーワードでロックされているからな!そのキーワードとは「サカキ様万歳!」」
「ふふふ、あっさりバラしたので驚いただろう?だが、キーワードなんか知られても、ぜんぜん平気なのさ。なぜなら、あのドアは、俺の声でキーワードを言わないと開かないようになってるからな!」
VSロケット団幹部のラムダ。冴えない中年男といった感じだ。声は屋良有作しか考えられない。
手持ちは3匹、1匹目はズバット♂Lv.22。ペガサスを出す。10万ボルトでズバット、2匹目のドガース♂Lv.22を倒し、ペガサスはLv.28になった。3匹目はラッタ♂Lv.24だ。
「なんだよ、やるじゃねえか」
ラッタも10万ボルトで倒した。楽勝。
「ぐうう……まったく歯が立たない。サカキ様、お許しください……」
「サカキ様は3年前、ロケット団を解散させて姿を消した……だが、きっとどこかで復活のチャンスを狙っているはず……」
「ふははは!お前なんかに負けたって痛くも痒くもねーぞ!なにしろ、俺の声でなけりゃ、怪電波発生装置の部屋のドアは開けられないからな!」
ラムダは後ずさりし、壁にぶつかりながら逃げていった。さて、どうしたものか……
「サカキサマ、バンザイ!」
ヤミカラスがラムダの声を真似している!音声認識が口真似で破れるとも思えないが、試してみよう。
「サカキサマ、バンザイ!」「サカキサマ、バンザイ!」「サカキサマ、バンザイ!」
キーワードを繰り返すヤミカラスを追い、怪電波発生装置の部屋の扉の前に来た。
「サカキサマ、バンザイ!」
ヤミカラスが叫ぶ。ロックが解除され、扉が開いた。あまり厳密なものではなかったようだ。装置が見える。早く止めないと!
「そこまでよ―――っ!!」
下っ端を引き連れ、白いスーツの女が現れた。他にも幹部がいたのか。
「あなたみたいな子供をいつまでものさばらせておいたら、ロケット団のプライドは傷ついて傷ついて、傷だらけになっちゃうのよー!……というわけで、そろそろ終わりにしましょ。いくらあなたが強くたって、あたくしたち2人を同時に相手するとなれば、まず勝ち目はないでしょ?うっふっふっふ。悪いけど、覚悟してもらうわ!」
変な人……
「ちょっと待った!」
「……出てこないのかと思いましたわ」
ワタルだ。
「2対1での勝負とは、ずいぶん不公平じゃないか?さすがはロケット団、ずるいことが大好きなんだな。悪いけどこの勝負、俺も参加させてもらうよ!」
カイリューが吼える!
「あら、仲間がいたの?気に入らないわねえ……サカキ様のお留守を預かるあたくしが、生意気なあんたたちに教えてさしあげるわ……ロケット団に歯向かうと、どうなるかってことを!」
VSロケット団幹部のアテナとロケット団の下っ端。見た目はセクシー系なのになぁ。腕を組むワタルはフッと笑い、指を突き出す!
手持ちは計5匹、出したのはアーボック♀Lv.25とスリープ♂Lv.18だ。カイリュー♂Lv.40とフォーナを出す。アーボックの威嚇でこちら2匹の攻撃が下がった……Lv.40?カイリューにはLv.55以上で進化するはずなのに。ドラゴン使いの特権か?
カイリューは雷を放ち、アーボックを倒した。いきなりの大技に驚く。フォーナはLv.28になった。スリープを火の粉で攻撃、念力を受ける。
アテナはヤミカラス♀Lv.27を出す。カイリューはヤミカラスを雷で倒し、フォーナはスリープを火の粉で倒した。
アテナはクサイハナ♀Lv.25、下っ端はベトベター♂Lv.20を出す。カイリューはベトベターを雷で倒し、フォーナはクサイハナを火の粉で攻撃、クサイハナは溶解液を撒く。フォーナはLv.29になった。カイリューは飛び上がり、フォーナはクサイハナを火の粉で倒した。
ちなみに、メタモンの変身でカイリューの技を調べたところ、空を飛ぶ・竜巻・雷・破壊光線の4つだった。
「……残念ねぇ。あなたなら、ロケット団に来れば幹部にだってなれるかもよ」
「……まあいいわ。電波の実験もうまくいったみたいだし、こんなアジトどうにでもなれだわ。あたくしたちの狙いは、もっともーっと大きいの!ロケット団の恐ろしさ、いずれわからせてあげるわよ。そのときを楽しみにね。うっふっふっふ……」
アテナは逃げていった。
「悪かったね、ビーナスちゃん。君ががんばっているのを見て、ちょっと出番を待ってみたのさ」
「人の悪いこと」
「さて、後はおかしな電波を止めるだけか……」
ワタルは怪電波発生装置を調べた。デザインは非常にメカメカしい。電源は6匹のマルマインだ。
「これが装置……スイッチは見当たらないな。仕方ない。マルマインを気絶させよう。そうすれば、おかしな電波も出なくなるはず……マルマインには罪がないから、かわいそうだけどね。ほんの少しの辛抱さ。ビーナスちゃん。右側は俺が引き受けるから、君は左側を頼むよ」
通常、シンボルは逃げればいなくなるのだが、これはそうはいかない。シーラム(サンドパン♀)を出す。マルマイン3匹を穴を掘るで倒し、シーラムはLv.28になった。装置が停止した。
「ようやくおかしな電波も止まった。これで湖も元通りの姿になるはず。君の活躍のおかげだな。ポケモンに代わってお礼を言わせてもらうよ!そうだ!これを持っていきなよ!さっき見つけたんだが、俺には必要ないからさ」
秘伝マシン05「渦潮」をもらった。
「そいつは渦潮!ポケモンに教えれば荒れた水の上も進める!ただし、チョウジのジムバッジを持っていないと使えないから、気をつけなよ」
「ビーナスちゃん!」
「はい?」
「ポケモンマスターへの道は長く険しいという……それでも目指すのか?」
「もちろんですわ」
「そうか。そうだよな。諦めるくらいなら、最初から夢見ないよな。じゃあ、また会おう!」
「ごきげんよう」
ワタルはカイリューを伴い、駆けていった。
「……せいぜい残り少ない我が世を謳歌なさってください。ポケモンリーグチャンピオン・ワタルさん」
誰もワタルのことを知らない様子だった。ポケモンを中心に回る世界において、その頂点に立つ人物が顔を知られていないとは考えにくい。チャンピオンであることをプレイヤーに隠すためなのであろうが、無理があるように思う。
階段を上り、お土産屋さんに出る。店主と客の男は姿を消していた。横の木は外装がはがれて金属がむき出しになり、折れ曲がっている。
怒りの湖の事件は解決した。しかし……
お小遣い10678円 ポケモン図鑑164匹(見つけた数169匹) バッジ6個 プレイ時間167:56
チョウジジム |
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塾帰りのマナブから電話があり、36番道路へ。炎の石をもらった。草むらで眠りライコウに遭遇、バルペクラがサイケ光線で攻撃すると、混乱しつつ逃げていった。
[^^]バルペクラはこっちを見てニヤッとした。
だいすきクラブのミエハルから電話があり、39番道路へ。金の玉をもらった。
黒ぼんぐりを採ったところ、ぼんぐりケースがいっぱいで持ち帰ることができず、採ったぼんぐりもなくなってしまった。
ぼんぐりはとりあえず100個まではボールに加工してもらうことにしていたのだが、まめに採った結果、ルアー、フレンド、ラブラブ、スピード、ヘビーが100個に達してしまった。ガンテツボールはそれほど使い勝手が良いわけでもなく、これまでに使用したのはレベル1個、ラブラブ2個、スピード1個にとどまっている。売ればお金になることだし、持てる限り作ってもらうことにしよう。
ポケモンセンターヨコハマでコースマップ「イベント」を受け取る。歩数が少なくても、コース内のすべてのポケモンや道具が見つかるそうだ。ユニオンルームでの交換で、ヨマワル♂Lv.5、ポッチャマ♂Lv.32、ロトムLv.8を手に入れた。
ピカチュウと「イベント」にお出かけ。ポケトレでピカチュウ♀Lv.10、ミミロル♀Lv.5、ぺラップ♂Lv.15を捕獲、ダウジングで元気のかたまり、真珠、PPエイダーを見つけ、ポケウォーカー同士の通信で黄色ビードロをもらった。
怒りの湖を見に行く。
「(前略)そういえば、誰か欲しがってる人がいたっけ。えーと、たしか……あっ!なんとかじいさんですよ!何じいさんだったかは……忘れました」
警備員め、情報を小出しにして……
ロケット団が通行料を取っていたもう一つのゲートには、ちゃんと制服の警備員がいた。
「いやー、突然ロケット団の連中がやってきて、ここを追い出されていたんですよ。でも、誰かがアジトをぶっ潰してくれたみたいで、奴らどこかへ行っちゃいました……そうそう!カウンターの下にこんなものが落ちていたんですけど、なんだか気持ちが悪いから、あなたにあげますよ」
技マシン36「ヘドロ爆弾」をもらった。このゲート、ロケット団が勝手に作ったのだとばかり思っていたが、まさか公共事業だったとは。なんという無駄遣いだ。
湖には人が増えていた。波乗りをしてもギャラドスは出てこない。釣り名人の家は、どうやらコイキングの大きさを見るようだ。クレーター、バルペクラ、ハイドラがLv.28になった。
「チョウジタウンポケモンジム リーダー・ヤナギ 冬の厳しさを教える者」
フォーナ(マグマラシ♀Lv.29)、クレーター(ウツドン♀Lv.28)、シーラム(サンドパン♀Lv.28)、ペガサス(ピカチュウ♂Lv.28)、バルペクラ(フーディン♀Lv.28)、ハイドラ(ミニリュウ♀Lv.28)の6匹で挑む!
ちなみに、タンバ・アサギ・チョウジの3つのジムは、攻略する順番を自由に決められる。ただし、使うポケモンのレベルの関係上、バッジの並び順どおりが最もスムーズに進められる。
「ヤナギさんはポケモンと50年付きあっているつわものだ!それに……見てのとおり凍りついたこのジムで、人々を震え上がらせる攻撃を仕掛けてくるぞ!凍らされる覚悟はいいか?おっと、違った!氷に負けないように熱い闘志を燃やしているか!?」
天井からツララが下がり、床は氷で覆われている。まるで冷凍庫の中だ。薄着のビーナスは勝負どころではない。入口でコートを貸してもらえたりするのだろうか。
氷の床を滑って移動する。氷のブロックにぶつかると、それは滑って別のブロックにくっつき、その場に固定された。壁、氷のかたまり、氷のブロックで方向転換を行い、先へ進む。
次の部屋にはジムトレーナーがいた。それを片付けてから氷のパズルを解くとしよう。
「このチョウジジムはつるつる滑って楽しいだろ?だからって、俺たち遊んでるわけじゃないぜ!」
VSボーダーのノリヒロ。ハイドラはウリムー♂Lv.27 2匹を波乗りで倒した。
出口からルートを逆算し、氷のブロックを動かす。
最後の部屋だ。ジムリーダーが見える。ジムトレーナーに聞くに、毎日冷たい氷の床の上で身も心も鍛えているだそうだ。ペガサスがLv.29になった。
「見てよ!華麗なシュプール!!」
VSスキーヤーのアユミ。バルペクラがサイケ光線で攻撃すると、ジュゴン♀Lv.29はHP半減で耐え、アクアリングで回復した。この堅さは厄介だ。オーロラビームを耐え、サイケ光線で倒した。
ジムトレーナー計5人を倒した。一度部屋を出てパズルをやり直す。左のブロックを中央のブロックにつけ、右側から回り込む。
青いコートを着た老人は杖をついている。
「ポケモンも人も、生きているといろいろある。私もいろいろ辛いことを味わった。人生の先輩としてそれを教えてやろう。君が生まれる前からポケモンと一緒にいる。おいそれと負けたりはせん。冬のヤナギと呼ばれるその実力、見せてやろうかの」
VSジムリーダーのヤナギ。風にマフラーが揺れる。子供のころにポケモンを始めたとすれば、年齢は60歳くらいということになるが、ずっと老けて見える。
手持ちは3匹、1匹目はパウワウ♂Lv.30。クレーターを出す。眠り粉で眠らせてつるのムチ2発で倒し、クレーターはLv.29になった。
2匹目はイノムー♂Lv.34。眠らせてフォーナに替え、火の粉を連発する。イノムーが目を覚まし、あられを降らせた。泥爆弾とあられをぎりぎりで耐え、フォーナの猛火が発動する。火の粉でイノムーを倒した。
3匹目はジュゴン♂Lv.32だ。
「ふむ……やるもんだの」
ペガサスに替え、氷のつぶてを受ける。雷の一撃でジュゴンを倒し、フォーナがLv.30になった。勝利だ。
「ふうむ、策が尽きた……か」
「うんうん、見事な戦いっぷり。その強い気持ちがあれば、何があっても乗り越えていけるだろうよ。うむ!このバッジを持っていきなさい」
アイスバッジをもらった。
「それを持っておると、荒れ狂う渦の上を進める、渦潮なる技が使える。それから、こいつは私からのせんべつだよ」
技マシン07「あられ」をもらった。
「そいつはあられ。しばらくの間あられを降らせ、氷タイプ以外のポケモンは辛い思いをするであろう!まさに、冬の厳しさを感じさせる技よ」
「氷と雪が融ければ春になる……君はこれから長い時間、ポケモンと一緒にいられる。それを大切にな」
ビーナス、しゃべる隙なし!
「ヤナギさんも凄いが、勝ったお前も凄かったぞ!年齢を超えた熱いバトルだったぜ!」
「……ヤナギさんの心は、融けたのでしょうか?」
ジムを出るとポケギアが鳴った。ウツギ博士からだ。
「ビーナスちゃん、最近調子はどう?いやね、なんだかラジオ放送がおかしいからね、気になって電話したんだ。うん、ラジオを聴くと、ロケット団が……とか言ってるんだよね。ビーナスちゃん、何か知らない?それとも、ひょっとしてロケット団って復活したとか?そんなことないか……変な電話してごめんね。じゃあ、気をつけて! ピッ!…………」
今までニュースにならなかったのが不思議なくらいだ。ラジオをつけてみる。
「……あーあー。我々は泣く子も黙るロケット団!組織の建て直しを進めた3年間の努力が実り、今ここにロケット団の復活を宣言するー!」
「……!」
「サカキ様ー!聞こえますかー?……ついにやりましたよー!ボスはどこにいるんだろう……?この放送聴いてるかなあ……」
「なにこれぇ――!?」
お小遣い23373円 ポケモン図鑑164匹(見つけた数174匹) バッジ7個 プレイ時間175:35
+ソウルシルバー |
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チョウジタウンに到着。いかり饅頭はまだ買わない。
43番道路を北へ。クギヌキ(ラッタ♀)、イトマキ(アリアドス♀)、イナズマ(モココ♀)がLv.27になった。
怒りの湖。赤いギャラドスは殿堂入り後に復活するそうなので、今は逃げ、保険として取っておく。ワタルと話し、町に戻る。
この時点で湖にコイキングが戻ってきたという話が聞け、トレーナーが増える。怪電波は止まったということになるが、発生装置はまだ動いている。赤いギャラドスと怪電波の発信に関係があるのか、それとも単純なミスなのか。
お土産屋さんでワタルと合流、地下1階のロケット団アジトへ。ハートゴールドと比べると手持ちのレベルがやや低いので、警報装置は切らず、戦えるだけ戦うことにする。結果、同じ2人と5回戦った。人間もポケモンもタフだ。
地下2階でワタルに回復してもらい、地下3階で下っ端からボスの部屋の2つのパスワードを聞き出す。
地下2階経由で地下3階のボスの部屋へ。ウリュウ(アリゲイツ♂)、クギヌキがLv.28、コマ、ヒシモチがLv.27になった。オサレヘアと話す。
VSラムダ。イナズマはズバット、ドガースを電気ショックで倒し、Lv.28になった。
クギヌキに替え、ラッタの必殺前歯を受ける。必殺前歯で攻撃、怖い顔で素早さを下げられる。
「うおっ、つええ!」
電光石火で止めを刺した。
ヤミカラスを追い、地下2階の怪電波発生装置へ。ワタルが加勢する。
VSアテナと下っ端。アーボックの威嚇で攻撃を下げられる。カイリューは空を飛び、ウリュウは波乗りで攻撃する。カイリューはスリープを倒したものの、アーボックの蛇睨みで麻痺を負った。下っ端はベトベターを出し、アテナはアーボックをクサイハナに替える。イトマキに替えてメガドレインを受ける。ベトベターをナイトヘッドで倒し、イトマキはLv.28になった。
カイリューがまた飛んだ。タッグバトルで溜め技を多用するのは勘弁してほしい。しかも痺れて落ちてきた……カイリューは懲りずに飛び、イトマキはクサイハナを影打ちで倒した。カイリューはまたしても落ち、再び出たアーボックにさらに攻撃を下げられてしまう。本当に役に立たない。イトマキは噛み砕くを受け、ナイトヘッドでアーボックを倒した。
イナズマに替えてヤミカラスの翼で撃つを受け、静電気で麻痺させる。カイリューが雷を放ち、ヤミカラスを倒した。やっとか。イトマキがLv.29になった。
マルマイン3匹を倒し、装置を止める。ワタルから秘伝マシン05をもらった。
ピカチュウと「イベント」にお出かけ。ポケトレでヤミラミ♀Lv.15、パチリス♂Lv.5、グレッグル♂Lv.10を捕獲、ダウジングでいい傷薬、元気のかたまり、真珠を見つけ、ポケウォーカー同士の通信でゴールドスプレーをもらった。
怒りの湖へ行き、増えたトレーナーと戦う。ウリュウがLv.29、コマ、ヒシモチがLv.28になった。
ポケモンWCS2010参加のため、プラチナからディーネ(メタグロス)、ベルりん(ギラティナ☆)、ドレイク(リザードン♂)、フォウ(ガブリアス♀)の4匹を連れてきた。皆連れ歩きのグラフィックが大きい。メタグロスは浮いているように見える。ギラティナが出てこないが、ポケモンセンターを出るとボールから出てきた。でかい!ちゃんと色違いも反映されている。室内は大きさ制限があったのか。
チョウジジム戦。ウリュウ(アリゲイツ♂Lv.29)、クギヌキ(ラッタ♀Lv.28)、イトマキ(アリアドス♀Lv.29)、イナズマ(モココ♀Lv.
28)、コマ(クヌギダマ♂Lv.28)、ヒシモチ(ヨーギラス♂Lv.28)の6匹で挑む。
ジムトレーナーとの戦いでイトマキがLv.30、クギヌキ、イナズマがLv.29になった。
VSヤナギ。イナズマは電気ショックを連発、眠るで粘るパウワウを倒した。
コマに替えてイノムーの泥爆弾を受け、さらにウリュウに替える。イノムーはあられを降らせ、泥爆弾で攻撃する。2度目の波乗りが急所に当たり、イノムーは倒れた。
ジュゴンのオーロラビームを受け、怖い顔で素早さを下げる。クギヌキに替えたが、必殺前歯が外れ、オーロラビームと氷のつぶてで倒された。イナズマを出し、電気ショックで攻撃する。ジュゴンが麻痺を負った。
「柳はしなやかで折れにくい。まだ諦めたりはせんよ」
電気ショックで倒した。イナズマはLv.30になり、デンリュウに進化、雷パンチを覚えた。
お小遣い120796円 ポケモン図鑑52匹(見つけた数141匹) バッジ7個 プレイ時間45:06