ポケットモンスターハートゴールド 博士のレポート 2
36番道路−アルフの遺跡−暗闇の洞穴 |
---|
[!]では普通のものしか出てこない。[!]は逃がし、[!!][!!!]のみ捕獲、3匹たまれば終了とする([!!!]が出ないときは出ることを期待して続行する場合もあり)。ポケモンの受け取りは「お出かけから帰す」を使う。
歩数 | Ver. | ポケモン | 試行 | 出[!!!] | 出[!!] | 捕獲[!!!] | 捕獲[!!] | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 14000 | HG | コラッタ | 60 | 1 | 1 | 1(空を飛ぶ1) | 1(ボルテッカー1) |
SS | イシツブテ | 50 | 3 | 5 | 0 | 3(波乗り1・じたばた2) | ||
2 | 11000 | HG | ナゾノクサ | 38 | 0 | 6 | 0 | 3(じたばた3) |
SS | ビードル | 41 | 0 | 8 | 0 | 3(じたばた3) | ||
3 | 11000 | HG | ナゾノクサ | 51 | 0 | 6 | 0 | 3(じたばた3) |
SS | ビードル | 55 | 1 | 7 | 0 | 1(じたばた1) | ||
4 | 12000 | HG | コラッタ | 54 | 0 | 14 | 0 | 3(じたばた3) |
SS | イシツブテ | 54 | 1 | 11 | 0 | 3(波乗り1・じたばた2) |
※森には毒タイプがいいらしいと聞き、2回目に連れていくポケモンを変更したが、4回目に戻している。効果のほどは不明。
出現するピカチュウは以下の6種。現時点で空を飛ぶピカチュウが入手できるのはこれのみ。波乗りピカチュウが入手できるのはこれと、ポケモンバトルレボリューション(♀Lv.10)、ポケモンセンターヨコハマでの配布(♂Lv.40)のみである。
・ピカチュウ♂Lv.15(空を飛ぶ・雷・鳴き声・尻尾を振る)+シュカの実
・ピカチュウ♀Lv.14(波乗り・10万ボルト・電磁波・電光石火)+ラムの実
・ピカチュウ♂Lv.13(じたばた・手助け・電撃波・電磁波)+ヒメリの実
・ピカチュウ♀Lv.12(ボルテッカー・猫騙し・電気ショック・鳴き声)+オボンの実
・ピカチュウ♂Lv.10(電気ショック・鳴き声・尻尾を振る・電磁波)+小さなキノコ
・ピカチュウ♀Lv.10(電気ショック・鳴き声・尻尾を振る)+オレンの実
歩数は足りていると思うのだが、運の要素が大きすぎる。まず、空波の期待度が高い[!!!]がめったに出ない。攻撃すれば急所に当たって倒れ、かわせば逃げ、ボールを投げても出てきてしまう。絵日記には「惜しくも逃げられてしまった……」ばかりが並び、ピカチュウはいつも小馬鹿にするような態度で逃げていく……だんだん憎たらしくなってきた。
キキョウシティ。ポケモンじいさんからもらったタマゴは、ハジメお兄さんからもらったタマゴ共々ボックスに預けておく。合間を見て、まとめて孵すことにする。ヒワダタウンに向かう前に、町の西にあるアルフの遺跡を見に行くことにしよう。
「植物だって生きてるんだ。そりゃあ、たまには動きたくなるときもあるさ!」
そんな話が耳に入った。西のゲートを抜け、36番道路に入る。
「おかしな木が生えちゃって、エンジュへ遊びに行けないの。誰かなんとかしてほしいわ」
確かに妙な木がある。調べてみると、それはぐねぐねと揺れた。これ、エメラルドのバトルフロンティアでも見たぞ……
ふくよかな人がいる。
「うっす!おぬしは、岩が邪魔で先に進めなーい!という経験をしたことがあったりするでごわすか?もちろん、あるでごわすよね?そんなおぬしには、この秘伝マシンをあげるでごわす!」
秘伝マシン06「岩砕き」をもらった。なぜか鹿児島弁風だ。
「中身は必殺岩砕き!キキョウのジムバッジがあれば、この岩砕きでヒビだらけの石っコロなんぞ、こなごなでごわすよ!ただーし!こうした秘伝技は一度ポケモンに覚えさせると、なかなか忘れられないでごわす。どのポケモンに覚えさせるか、よーく考えてやる必要があるのでごわすなー!」
「ここはアルフの遺跡 考古学に興味のある方、見学はご自由にどうぞ」
入ってすぐのところに、ひび割れた岩があった。イシツブテ(♀)に秘伝マシンで岩砕きを覚えさせる。岩砕きを使うと岩はバラバラに砕け、中から赤いかけらが出てきた。次はイシツブテが出た。他よりもレベルが高い。奥で不思議なアメを見つけた。
階段を下り、謎の大広間に入る。壁に模様が刻まれ、サイドンっぽい石像が並んでいる。観光客がまばらにいる。
「神々しいってゆーか、歴史的ってゆーか、禍々しいってゆーか、古代的ってゆーか、重々しいってゆーか、カビ臭いってゆーか、よーするに……神秘的な感じ?よね」
「この遺跡は盗賊どもに荒らされず、悪戯や落書きをされることもなく、ほとんど昔のままの状態で残されている。そういう気持ちにさせる何かがここにあるのだな」
[!]ホーホーはいきなり後ろに向かって吠え出した!
何かいる!?
遺跡研究所を覗く。所長は興奮し、くるりと回った。
「ぬおおー!考古学の道へ進もうという見どころのある若者が、また一人やってきたー!」
「見学ですけど」
「なぬ?ただの見学?そ、そうなのか……我輩、ぬか喜びしちゃった」
遺跡の調査は今年で10年目になる。およそ1500年前に作られたことだけはわかっているが、誰が何のために作ったのかはまだわからないそうだ。
中に入れる建物を見つけた。ガイドの女性が説明する。
「ようこそ、遺跡の小部屋へ!こちらでは、遺跡で掘り出された大昔のポケモンの石板を復元しているところです(後略)」
カブトか。「海底に隠れては、背中の目で辺りを見ていたポケモン」というヒントもある。破片を並び替えると石板が光り、床が抜けて下に落ちた。研究員が来た。
「上から落ちてきたということは……なんと!石板のパズルを解いてしまったんですね!素晴らしい!考古学の才能がありそうな君に、このノートを差し上げましょう。捕まえたアンノーンが自動的に記録される、とても便利なノートですよ!」
アンノーンノートをもらった。何かの気配を感じる……
さっき来た大広間のはずだが、観光客は1人もいない。突然、アンノーンALv.5が現れた。これに驚いて逃げてしまったのか。捕獲すると、ノートに「A-ANGRY」と記録された。その後何匹か捕獲したが、記録は捕獲順になっていた。
リセット。今度からアルファベット順に捕獲することにしよう。
町に戻り、ボールを買い足す。ポケモン塾の脇にある岩を砕き、奥で凄い傷薬を見つけた。道具が増えてきたので並べ替えをしたが、DPtと比べるとかなり面倒くさい。
マダツボミ(♀)に技マシンでフラッシュを覚えさせ、暗闇の洞穴へ。フラッシュを使うと全身が光り、辺りを照らした。おしゃれランプだ!
ズバット♀Lv.2を捕獲した。正面向きなのでバットマークっぽい。丸い岩があり、先に進めない。秘伝技の怪力が必要なようだ。しばらく歩き回り、岩も砕いてみたが、ノコッチは見つからなかった。
お小遣い2818円 ポケモン図鑑17匹(見つけた数22匹) バッジ1個 プレイ時間11:02
32番道路−つながりの洞窟−33番道路−ヒワダタウン−ウバメの森 |
---|
「かーっ!!待たれいーっ!!」
「またですか……」
「うむ、いいポケモンを連れておる。それもこれも、キキョウでいろいろ鍛えたからだろう。特にポケモンジムでの修行はためになったはず。よし!キキョウに来た記念だ。これを持っていきなさい。ポケモンに持たせると、草タイプの技の威力が上がるという代物だ!」
おじさんから奇跡の種をもらった。既にポケウォーカーのダウジングで見つけて、マダツボミに持たせているのだが。
草むらでメリープ♀Lv.6、ハネッコ♂Lv.6を捕獲した。道路に背を向けて座る少女がいる。
「……そうそう。でね、そうなのよー」
「ごきげんよう」
「えっ、なに?ポケモン勝負?んー、電話の途中だけど……いいわ!相手してあげる!」
VSピクニックガールのカオリ。オタチ(♀)はニドラン♀Lv.8を電光石火で攻撃するが、鳴き声でどんどん攻撃を下げられてしまい、フォーナ(ヒノアラシ♀)に替えて火の粉で倒した。
「(かくかくしかじか)ですのよ」
「えっ!今旅をしてるの?いろんなものを見て回るんだ……ねえ、よかったら電話番号教えてくれないかなー。お友達になりましょうよ!見て回ったものとか、いろいろ電話で教えてほしいなー」
「>はい!」
「私も面白いことを聞いたら、すぐに電話するからねー!」
カオリをポケギアに登録した。初めての同性・同年代の友達。ビーナスも嬉しいだろう。
草むらの中のアイテムボールは取ると跡が残る。ときどき短パン小僧のゴロウから電話がかかってくるが、自分のコラッタの自慢ばかりで鬱陶しい。
入り江に桟橋が架かり、釣り人たちが糸を垂れている。その上をコンクリートの高架線が横切っている。これがリニア鉄道の軌道かぁ。技マシン09「種マシンガン」を拾った。今まで一度も使ったことがない。
虫捕り少年のコウイチから、木の実を見つけたと電話がかかってきた。回復がてら31番道路へ。カゴの実をもらった。ふと思い出してマダツボミの塔に行き、ゴース♂Lv.5を捕獲した。
途中にポケモンセンターがあった。前に怪しいふくよかな人が。
「うまくて栄養満点のおいしい尻尾はいらない?今ならたったの100万円。どう、買うでしょう?」
「>……お1ついただこうかしら。100円ね」
「お金足りないぞ!ちっ!最近の子供は金持ちだと思ってたが……」
回復。ここにも釣り人がいる。
「ここいらは釣りの名所でねえ。みんなが釣っているのを見て、君も釣りがしたくなったろ?よかったら、私の釣り竿を分けてあげようか?」
「>いただきますわ」
ボロの釣り竿をもらった。これ、どうせコイキングくらいしか釣れないんだろうなぁ。
おじさんもいる。
「ぼんじゅーる?やあやあ、ごきげんよう。君はぼんぐり拾ってる?」
「>ええ」
「いいねいいね。小さいながらも、立派なぼんぐらーってわけだ!よし、おじさん気分がいいから、これをあげちゃおうかな」
ルアーボールをもらった。
「ルアーボール!釣り竿で釣ったポケモンが捕まえやすくなる優れ物!なんとこのボール、ぼんぐりから作られているのだー。大サービスで2個あげたけど、もっとほしければ、この先のヒワダタウンに行くといい!ガンテツっていう人がいて、ぼんぐりから特殊なボールを作ってくれるんだ。ぼんぐりサイコー!」
「ガンテツさんは世界中のぼんぐらーあこがれの存在さ。ヒワダタウンに行くなら、ぜひ訪ねてみるべきだね。ぼんぐり・ぼんぐらー・ぼんぐれすと!」
「ぼんぐれすと?」
電話だ。
「もしもし、おはよー!カオリでーす。ねぇ、聞いて聞いて!キキョウジムのハヤトさんって、クールでカッコイイと思わない?でも、修行の旅に出ているお父さんは、ハヤトさん以上にクールでカッコイイ人なんだって。一度会ってみたいなー。じゃあねー。また電話するー。 ピッ!…………」
それは会ってみたい。
岩を砕いた先で貝殻の鈴を拾った。とりあえずオタチに持たせる。つながりの洞窟に入る。
サンド♀Lv.6を捕獲、先制の爪持ちだ。黄色いので即手持ち入り決定!他にイワーク等を確認した。ボロの釣り竿を試し、コイキング♂Lv.10を捕獲した。
火吹き野郎は初めて見たが、見た目がブーバーそのものだ。地下で技マシン39「岩石封じ」を拾った。なんと、おいしい尻尾を買ってしまった山男がいた。まさか100万円払ったのか?それとも言い値がそこまで高くなかったのか。怪獣マニアはなんのコスプレだかわからない。
洞窟を抜けると、外は雨だった。33番道路になる。桃ぼんぐりと黒ぼんぐりが並んで生えている。マダツボミがLv.13になり、眠り粉を覚えた。
ヒワダタウンに入る。このBGMもFRLGのナナシマで使われていた。黒服の男がおじさんに詰め寄っている。
「なんだお前!俺たちのことを知らないのか!俺たちは……ロケット団様だ!」
「……え?解散したはずだって?ジョーダン言うな。解散なんかしていない!いや、一度は解散したんだけどさあ、サカキ様の野望を達成するために、また復活したんだよね……って、そんなことはどーでもいい!ツベコベ言わず消えうせろ!」
「どんッ!」
男がおじさんを突き飛ばし、おじさんは逃げていった。男は下の井戸に下りる道を塞いだ。
「ヤドンの井戸 別名・雨降らしの井戸。この地方では、ヤドンがあくびをするたびに雨が降ると信じられています。実際、400年前の日照りのとき、みんなを救ったのはヤドンがあくびをしたからだと、当時の記録に残されています」
「はーい、なんでもないですよー。中は危ないですからね、町の人がうっかり入ってしまわないように、こうして見張っているのです。くー、俺っていい人?」
「ここはヒワダタウン ポケモンと仲良しの町」
炭職人の小屋から煙が立ち昇っている。屋根は茅葺、戸は引き戸だ。窯が町なかにあるのは違和感がある。中には親方と見習い、そしてカモネギが2匹いる。
「町からヤドンがいなくなった。うーん、森の神様がお怒りなのか……?なんにしろ、良くねえ知らせかもな。こんなときはじっとしてるに限る」
[♪]熱くてウキウキしてる!わ!フォーナは嬉しくて踊っちゃった!
フォーナはご機嫌なようだ。
ジムの前にはロケット団がおり、入ることができない。入口の庇は緑色をしている。確か、キキョウジムは青色だった。専門タイプを表しているようだ。
ポケモンセンターで回復し、フレンドリィショップでモンスターボールを買い足す。ひなびた山村だが、ジムのおかげか施設は充実している。全国各地でポケモンジムの誘致活動が行われていたりするのだろうか。
「ここはガンテツの家 ぼんぐり一筋、頑固なボール職人」
脇に白ぼんぐりが生えている。中へ。気難しそうな老人と小さな女の子がいる。
「ヤドンいなくなっちゃった……どうしよう……わるい人につれさられたの?」
「ごきげんよう」
「おう、お前は誰や?」
「わたくし、ビーナスともう「そうか、ビーナスいうんか。ボールを作ってほしいんか?悪いが、それどころちゃうんや。ロケット団知ってるか?」
「す「いや、知らなくてもええ。話を進めるぞ。ロケット団いうのは、ポケモンを無理やり悪さに使うろくでもない連中や。3年前に解散したはずなんやが……とにかく、そいつらが井戸でヤドンの尻尾を切っては売りさばいとるんや。だからわしが行って、ちと懲らしめたるんや!よーし!待ってろヤドン!男ガンテツが助けたるぞ!」
ガンテツは飛び出していった。女の子は不安げだ。
「おじいちゃん、どこ行ったの……?あたしさみしいよう……」
「きっと、すぐ戻ってきますわ」
広間は右側が工房になっている。壁に写真がかかっている。ガンテツとオーキド博士、そして中央に力強い目をした女性が写っている。誰だろう?
ゲートを通り、ウバメの森へ。一枚絵には祠が見える。ナゾノクサ♂Lv.6、パラス♂Lv.5を捕獲した。ナゾノクサのグラフィックは歴代No.1のかわいさだと思う。枯れ枝を踏むとパキパキと乾いた音がする。元気のかけらを拾った。
細い木があって先に進めない……ガンテツの様子を見てこようか。
お小遣い3590円 ポケモン図鑑24匹(見つけた数36匹) バッジ1個 プレイ時間15:24
ヤドンの井戸−ヒワダジム |
---|
「おう、ビーナスか。上で見張ってた奴は、大声で叱り飛ばしたら逃げよったがな……わし、井戸から落ちてしもて、腰を打って動けんのじゃ。くそう……元気なら、わしのポケモンがちょちょいと懲らしめたのに……」
どんなポケモンを持っているんだろう?
「ご無理は禁物ですわ」
「まあええ。ビーナス!わしの代わりにトレーナー魂を見せるのじゃ!」
横穴を抜けた先は広大な地下空間だった。ここにロケット団がいる。そのとき、ポケギアの着信音が鳴り響いた。
「もしもし、こんばんはー!カオリでーす。アツコちゃん、元気ー?カオリは暇だけど元気だよー!えっ、違う?あはは、間違えちゃった。ごめんねー。 ピッ!…………」
間違い電話?こんなときに……
「ちくしょう。上で見張っていたのに、なんだあのじいさん。いきなり大声出すから、驚いて井戸に落ちてしまった。えーい、うさ晴らしにお前をいじめるとするか!」
VSロケット団の下っ端。フォーナはコラッタ♂Lv.9 2匹を倒してLv.13になり、電光石火を覚えた。
下っ端♀は脚がいい。ヤドンの尻尾は切ってもすぐに生えるというが、それなら牧場を作って飼育したほうが効率的だろうに。イシツブテがLv.11になり、岩落としを覚えた。下っ端計3人を倒した。
幹部がいる。下っ端と同じ黒服、幹部といっても下級だろうか。周りには尻尾を切られたヤドンたちが転がっている。その1匹はメールを持っていた。見たところ、ガンテツの家のもののようだ。
「おじいさんとヤドンと仲良くお留守番してね。 お父さんより」
近くで野生のヤドン♀Lv.6を見つけた。尻尾はついている。ホーホー(♀)がつつき倒し、捕獲した。
「ヤドンを虐げるのはおやめなさい」
「なんですか?私はロケット団で最も冷酷と呼ばれた男……私たちの仕事の邪魔など、させはしませんよ!」
VSロケット団幹部のランス。DPtのギンガ団幹部にはなかったカットインがある。登場時のアクションはない。
手持ちは2匹、1匹目はズバット♂Lv.8。ホーホーを出す。催眠術は外れ、超音波で混乱させられた。イシツブテに替え、岩落としで倒した。
2匹目はドガース♂Lv.12だ。
「どこの町にも私たちに逆らう奴はいるのですねえ……」
イシツブテはスモッグで毒をくらい、煙幕を浴びつつも、岩落としで攻撃する。
「えっ?もしかして、本気で邪魔をしに来たのですか……?」
「ええ。トレーナー魂というものをお見せしにまいりました」
スモッグを受け、岩落としでドガースを倒した。
「くっ……まだ子供だと侮っていたら、なんということ……」
「……ふふん。確かに我らロケット団は3年前に解散しました。しかし、こうして地下に潜り、活動を続けていたのです。あなたごときが邪魔をしても、私たちの活動は止められやしないのですよ!これから何が起きるか、怯えながら待っていなさい!」
ロケット団は退散した。ガンテツが来て、ヤドンの様子を見た。
「ビーナス、ようやったな。ロケット団の奴ら、逃げていきおったわい。腰の具合も良くなったし、わしらも帰るとしようぞ」
ガンテツの家に戻ってきた。ヤドンもいる。
「おう、ビーナス。見事なはたらきやったな!さっきも言ったが、ロケット団は3年前にレッドという少年がやっつけたはずなんやが……」
「レッド」
「それがまた復活してるとは、なんとなーく悪い予感がするのう……それはともかく、ビーナス、わしはお前さんが気に入った!お前さんのためなら、喜んでボールを作らせてもらうわい!今手元にあるのはこれだけやけど、とりあえず持ってけ!」
スピードボールをもらった。素早さの高いポケモンが捕まえやすくなるそうだが、具体的には?
「おおっ、ぼんぐり持っとるやないか!よっしゃ、ボール作ったるわ!」
「>それでは、この黄ぼんぐり2個、お願いしますわ」
「ボールにするまで1日ほどかかるからの、また取りに来るがええぞ」
「そうだ!おじいちゃんのでんわばんごう、教えてあげるよー?」
女の子に言われ、ボール職人のガンテツをポケギアに登録した。ぼんぐりのことを教えてくれるそうだ。
「他のぼんぐりもお願いしたいのですけど……」
「今作っとるわい。邪魔をするでないわっ!」
怒られた……1日1種類しか作れないのか。今度から10個たまるごとに頼むことにしよう。
町のいたるところにヤドンがいる。ヤドンが消えた事件は、ガンテツが解決したとか、ヤドンがどこかでのんびりしていただけだとか、そういう話になっていた。
ポケモンセンターで回復後、地下に下りる。案内役のアオナから友達手帳をもらい、Wi-Fiコネクションに接続して友達コードを取得しておく。
ユニオンルームに入る。ピカチュウ♂Lv.10+小さなキノコとプラチナのニョロリン(アーボ♂Lv.1)+ザロクの実を交換、ピカチュウ♀Lv.10+オレンの実とダイヤモンドのオレガノ(チコリータ♂Lv.1)+ネコブの実を交換、オタチ♀Lv.5とパールのウパー♀Lv.18+タポルの実を交換、三者を友達手帳に登録した。
日付が変わり、ガンテツの家にボールを取りに行く。
「おお、ビーナスか。今な、ボールができたばかりや。持っていくがええぞ!」
ムーンボールを受け取った。月の石で進化するポケモンが捕まえやすくなる、というのは用途が限定的すぎる。
「会心の出来じゃ!それで捕まえられるかどうか、ポケモンと勝負してみい!」
合間を見て、ぼんぐりの収穫とボールの製作依頼を行う。緑ぼんぐりから捕まえたポケモンがすぐに懐いてくれるフレンドボール、桃ぼんぐりから自分のポケモンと性別が違うと捕まえやすくなるラブラブボール、白ぼんぐりからスピードボール、黒ぼんぐりから体重の重いポケモンが捕まえやすくなるヘビーボールを作ってもらった。
使ってみる。エフェクトはどれもモンスターボールと同じだ。性能面を除けば、ボールそのものの見た目の差しかない。
試しにショップに持ち込んだところ、150円の買値がついた。世界的に知られた職人の作といえど、たった300円の価値しかないのだ。手間の割りに儲からないのでは、職人も減る一方だろう。
アルフの遺跡のアンノーンは、今のところ出現が確認できるJまでを捕獲した。忘れずモンスターボールを補充しておく。
岩砕きで新たに貝の化石、ハートのウロコ、秘密の琥珀、星のかけら、元気のかたまり、PPリカバーを見つけた。キキョウシティのものは野性ポケモンが出ないので手間が省ける。
ミニオフ。コンパン♂Lv.6+大きなキノコと、アルスさんのフブッホ(シェルダー♀Lv.12)+ロメの実を交換した。
「ヒワダタウンポケモンジム リーダー・ツクシ 歩く虫ポケ大百科」
フォーナ(ヒノアラシ♀Lv.13)、オタチ(♀Lv.12)、ホーホー(♀Lv.12)、イシツブテ(♀Lv.12)、マダツボミ(♀Lv.13)、サンド(♀Lv.12)の6匹で挑む!
「オッス、チャレンジャー!」
「チャレンジャー?未来のチャンピオン、ですわ」
「このジムはツクシが作った虫ポケモンの巨大な巣だ!ツクシはまだ若いのに虫ポケモンを使いこなす!アドバイスがないと辛いだろ?よーし、任せとけ!そうだな!虫ポケモンは炎が嫌いだ!それに、飛行タイプの技も効果抜群だな!」
入口の小部屋を抜けると急に広くなった。木が生えている。土の床には深い堀があり、巨大なクモの巣が張っている。その上に張られたアミダ状のロープをイトマル型のライドに乗って渡るようだ。ライドに乗ると、それはくにくにと音を立てて動いた。
「虫ポケモンは進化が早い!わかる?それだけ早く強くなるってことだよ!」
VS虫捕り少年のサダオ。手持ちは3匹、サンドがビードル♂Lv.7とコクーン♂Lv.9を引っかく攻撃で倒し、イシツブテがスピアー♂Lv.12を岩落としで倒した。イシツブテはLv.13になった。
「リーダーさんにチャレンジするですかー?そんなのむりむりですー」
「むりでもいいなら、おあいてしてあげるですー」
VS双子ちゃんのクミとルミ。かわいい。初のダブルバトルだ。金銀からの復帰組は驚くことだろう。出したのはレディバ♀Lv.10とイトマル♀Lv.10だ。こちらはサンドとオタチを出す。引っかくと電光石火でそれぞれを攻撃、イトマルの毒針でオタチが毒をくらう。イトマルを集中攻撃で倒した後、レディバを倒した。サンドがLv.13になり、高速スピンを覚えた。
スイッチを動かすと同じ色のロープがたわんだ。これで行き先を変えるわけか。ジムトレーナー計4人を倒した。
ジムリーダーは大木の根元に立っていた。
「僕、ツクシ!虫ポケモンのことなら誰にも負けないよ!なんたって、将来は虫ポケモン研究でえらい博士になるんだから!というわけで、僕の研究の成果、見せてあげるよ」
VSジムリーダーのツクシ。笑顔が光ってる。片膝をついた姿勢から、立ち上がり、捕虫網を肩に担ぐ。
手持ちは3匹、1匹目はストライク♀Lv.17、最初から全力だ!ホーホーを出す。ホーホーは電光石火をなんとか耐え、催眠術でストライクを眠らせる。イシツブテに替え、岩落としで一気に攻める。オボンの実で回復するストライクを2発目で倒した。ホーホーがLv.13、イシツブテがLv.14になった。
2匹目はトランセル♀Lv.15。フォーナに替え、体当たりを受ける。火の粉2発で倒した。
3匹目はコクーン♀Lv.15だ。
「最後の1匹になっても、虫ポケモンはしぶといよ!」
火の粉が急所に当った。コクーンは倒れ、フォーナはLv.14になった。あっさりと勝ってしまった。
「全然でしたわ」
「うーん、ここまでか……」
開眼!フォーナがマグマラシに進化した。カッコかわいい!BGMはアレだが、短いのでポケモン交換のときほど気にならない。
「うわ、すごい!君、ポケモンに詳しいんだね!」
「それほどでも……ありますわ!」
「あーあ、僕の研究もまだまだだ!うん!わかったよ。このバッジを持っていってよ!」
インセクトバッジをもらった。
「インセクトバッジの効果は知ってる?インセクトバッジをね、つけてると、人からもらったポケモンでも、Lv.30までのポケモンが素直になるよ!あとね、居合い切りを覚えたポケモンは、戦っていないときでもその技を使えるんだよ!それと、これを持っていって!」
技マシン89「とんぼ返り」をもらった。虫技に耐性のないポケモンを出して、これを使われていたら危なかっただろう。
「技マシン89の中身はとんぼ返りだよ!この技を使ったポケモンは攻撃した後、手持ちのポケモンと入れ替わる!どう、凄いでしょ!?」
「虫ポケモンっていうのは奥が深いんだ。まだまだ研究することがいっぱいあるんだよ。君も好きなポケモン、徹底的に調べたらどう?」
アドバイザーは語る。
「やるじゃないか!若いトレーナー同士の激しいバトル……ポケモン世界の未来は明るい!」
ポケモンセンターで回復。イシツブテを預け、ポケウォーカー産の空を飛ぶピカチュウ♂Lv.15を手持ちに加えた。パーティーの黒一点となる。
居合い切りの秘伝マシンを探す。炭職人のポケモンなら細い木を切れると聞き、小屋へ。親方1人しかいない。
「ヤドンは戻ってきたが……今度はわしの大事なカモネギがどこか行っちまってな。うちの見習いの奴がウバメの森へ探しに行ったが、ちっとも帰ってきやしねえ……ったく!しょうがねえ奴だ!」
ゲートの前まで来たとき、背後からアホげが現れた。ちなみに、ランスを倒すとジム戦前でもゲートに近づくだけで出てくるので注意が必要だ。
「あら、ごきげんよう」
「……聞きたいことがある。ロケット団が復活してるってほんとか?」
「そのようですわね。こちらにいらした方々には、強いてお引き取りいただきましたけど」
「なに!?お前が倒しただって?嘘言うなよな。それが本当だというなら……その実力、オレに見せてみろ!」
VSライバルのアホげ(2)。肩書きが「ライバル」になってる!私は認めないぞ!!
手持ちは3匹、1匹目はゴース♂Lv.14だ。フォーナを出す。火の粉で攻撃すると、ゴースは呪いをかけ、自滅した。マダツボミの塔の長老が言っていたことがわかった気がする。
2匹目は、あのワニノコが進化したアリゲイツ♂Lv.18だ。マダツボミに替え、怖い顔を受ける。眠り粉で眠らせ、つるのムチで削るが、さすがに堅い。後一歩のところまで追い詰めたが、目を覚まし、噛みつく攻撃を受ける。ピカチュウに替え、噛みついたアリゲイツは麻痺を負った。雷で倒し、フォーナがLv.15、マダツボミがLv.14になった。
3匹目はズバット♂Lv.16だ。
「なんだお前、少しは自信をつけてきたのか……」
雷で倒す。当ってよかった……早く10万ボルトが欲しい。
「……フン!使えないポケモンだぜ。いいか、お前が勝てたのは、オレのポケモンが弱かったからさ」
使えない、ポケモン……
「……オレは弱い奴が大嫌いなんだ。ポケモンだろうがトレーナーだろうが……そういう弱い奴らがうろついてるのが目障りで仕方ない……ロケット団も同じ。一人一人は弱いくせに、集まって威張り散らして偉くなったつもりでいる。そんな奴らが許せないんだ」
「お前はうろちょろするなよ。オレの邪魔をするなら、ついでにお前も痛い目に遭わせてやるからな……」
アホげは去っていった。
「本当に弱いのは……自分自身ではなくて?」
お小遣い5718円 ポケモン図鑑30匹(見つけた数44匹) バッジ2個 プレイ時間27:25
+ソウルシルバー |
---|
イシツブテ、ビードルと「黄色の森」にお出かけ(ハートゴールドを参照)。
36番道路で秘伝マシン06をもらう。手持ちの誰も覚えられないので、ニドラン♀を引き出し、覚えさせた。アルフの遺跡と暗闇の洞穴はパス。
32番道路でメリープ♀Lv.6を捕獲した。手持ちに加え、レベルを上げる。Lv.10になり、コラッタ(♀)が噛みつく、メリープが電気ショックを覚えた。
途中のポケモンセンターでボロの釣り竿をもらう。ルアーボールは「>いいえ」と答えても、もらうことになる。
「やや!なんてことだ。それはもったいない。おじさんがぼんぐりの魅力をみっちり教えちゃうよ。よーし、まずはこれを受け取ってからだ」
つながりの洞窟へ。ウリュウ(ワニノコ♂)はLv.13になり、噛みつくを覚えた。
33番道路を通り、ヒワダタウンに到着。飛び出していったガンテツを追う。
ヤドンの井戸でロケット団と戦う。コラッタ、ポッポ(♀)がLv.13になり、ポッポは電光石火を覚えた。
VSランス。コラッタはズバットを噛みつくの急所で倒す。
ドガースを噛みつくで攻撃するが、スモッグで毒をくらう。特性・根性が発動、噛みつくで怯ませ、電光石火で止めを刺した。
ガンテツに桃ぼんぐりを渡し、ラブラブボールを作ってもらった。
ミニオフ。ピカチュウ♀Lv.10+オレンの実と、アルスさんのカリス(ストライク♀Lv.16)+ウブの実を交換した。
ヒワダジム戦。ウリュウ(ワニノコ♂Lv.13)、コラッタ(♀Lv.13)、ポッポ(♀Lv.13)、イトマル(♀Lv.12)、メリープ(♀Lv.12)の5匹で挑む。
VSツクシ。イトマルはストライクに毒針で毒をくらわせたものの電光石火に倒れ、ポッポは電光石火、コラッタはとんぼ返りに倒れた。ストライクが強すぎる。メリープは替わって出たトランセルを電気ショックで攻撃、いい傷薬を使われながらも倒す。Lv.14になり、電磁波を覚えた。その直後、メリープはストライクのとんぼ返りに倒れた。
ウリュウを出し、コクーンを噛みつくで倒す。ストライクは弱っている。ウリュウは傷薬で電光石火を耐え、ストライクは毒に力尽きた。ウリュウはLv.15になり、怖い顔を覚えた。
また1匹しか残らなかった。ハートゴールドの後にプレイしていて、相手の手の内もわかっているというのに。ギンセイがますますやさぐれてしまう。
VSオサレヘア(2)。コラッタはゴースを噛みつくで倒し、Lv.14になった。
ズバットに超音波で混乱させられ、メリープに替える。メリープも混乱させられたが、ズバットは噛みついて麻痺した。電気ショックで倒した。
イトマルに替え、ベイリーフ♂Lv.18の葉っぱカッターを受ける。ベイリーフはリフレクターで守りを固め、光合成で回復、イトマルは毒針で毒をくらわせ、吸血でじわじわと削る。
「おいおい、こんな奴に負けるなんて冗談じゃないぞ」
ついにベイリーフが倒れた。メリープがLv.15になり、モココに進化した。楽に勝てるのなら、ジムよりこちらを先にすべきだった。
ちなみに負けた場合。当然お小遣いは減る。
「……フン!やっぱり、さっきの嘘なんだろ」
お小遣い13524円 ポケモン図鑑14匹(見つけた数39匹) バッジ2個 プレイ時間8:50