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ポケモンセンタートウキョー 日本橋から浜松町へ

ポケモンセンタートウキョー
1998年4月25日日本橋に開店し、長らく親しまれてきたポケモンセンタートウキョーが、2007年7月浜松町に移転することになった。旧店舗での営業は7月16日まで、新店舗での営業は7月20日からとなる。新店舗はスペースが広くなり、ゲームの対戦や交換ができるユニオンルームが新設される。店舗ロゴのポケモンはピカチュウ・ヒトカゲ・ニョロゾから、ピカチュウ・ヒトカゲ・ポッチャマに変わる。
友達に誘われて初めて訪れて以来、ことあるごとに行っていた場所が消えてしまうのは寂しい限りだ。だが、新しい場所に期待もしている。移転前の日本橋、移転後の浜松町の様子をここに記録しよう。


日本橋
2007年7月7日土曜日、東京駅の八重洲北口を出て歩くこと約5分、10時半ごろに到着した。あいにくの曇り空の下、鮮やかな青色のアーチと黄色のロゴが迎えてくれた。こうしてこの姿を見られるのも今回が最後になる。心とメモリーカードにしっかりと焼き付けておきたい。
日本橋ポケモンセンタートウキョー 朝
まだ入場制限は行われていない。ふと反対側の歩道を見ると、短めの行列が出来ていた。今日はポッチャマが来ていて、いっしょに記念写真が撮れるそうだ。私は迷うことなく列に並んだ。小雨が降り出したが、すぐに止んだ。
撮影会はビルのエントランスで行われる。しばらくして中に進むと、そこにはポッチャマがいた!あまりのかわいらしさに思わず顔がほころんでしまう。このポッチャマは並の個体の数倍大きく、高さが1.6mほどもあった。
並び始めて約30分、ついに私の番が回ってきた。最初にポッチャマだけで撮らせてもらい、その後係のお姉さんにカメラを渡して、ポッチャマの頭をなでているところを撮ってもらった。もう大満足!トウキョーの新しい顔としてがんばれ、ポッチャマ!
休むポッチャマ
休むポッチャマ
働くポッチャマ
働くポッチャマ

外に出ると、入店待ちの行列ができていた。30分ほど並び、11時半ごろ店内へ。相変わらずの混みようだ。
まずは今日の一番の目的、ポケモンキャンバスのフワンテをゲットするため、ぬいぐるみコーナーへと直行する。棚にてんこ盛りになっているフワンテにうっとり。アニメ第28話「フワンテと北風の使い!」でのようにたくさん欲しいところだが、ここは我慢、1個だけかごに入れる。ポケモンキャンバスのシリーズは手頃な小さめのサイズで、しかも出来が良い。これは間違いなく集めたくなってしまう。以前から気になっていたグレッグルドールもゲットした。
DS Lite用の着せかえハードカバーやクリーナーストラップも買いたかったが、ここのところ映画関連でグッズの発売ラッシュが続いており、予算的に厳しい。泣く泣くあきらめる。他に注目の商品としては、自分でパーツを選んで作るタイプのストラップ、キーリング、ネックピースがあった。気づけば1時間ほどが経っていた。
ポケモン ポケモンキャンバス フワンテ¥680
ポケモン ドールシリーズ グレッグルドール¥950

ファストフードで昼食を済ませ、だいすきクラブの「ジラーチに願いを…」で当選したジラーチを受け取るため、同ビル3階の配布会場に向かう。列はジラーチと映画前売券のデオキシス兼用、デオキシスのみの2つに分かれていた。20分ほど並び、専用カートリッジから不思議なカードを受け取った。ニックネームがつけられないのはマイナスだが、性格等が固定されていないのは大きなアドバンテージだ。
デオキシス(ノーマルフォルム、Lv.50)+クラシックリボン+融けない氷/10th(♂、ID07147)
ジラーチ(Lv.5)+クラシックリボン+リュガの実/タナバタ(♂、ID07077)

残り時間はワイヤレス通信に充てる。地下に潜ったが、意外にも人がほとんどいない。それでも人を探しては話しかけ、出会った人の人数は6から13になった。旗は取れず。
逆に、ユニオンルームは常に満員だった。対戦は専用のポケモンを用意している人が少ないのか、ほとんど成立せず、2戦して1勝1敗という結果だった。同性にメロメロを使ってくるスリーパー♂が印象的だった。
交換は相手に希望を伝えられないので、手探りとなる。まだ正規の入手手段がないもの、ありえないレベルのもの、出会った場所がおかしいものが数多く見かけられた。怪しげなものは即断る。通信進化を手伝ってほしいというので快く応じたものの、「ありがとう」も言わずに立ち去ろうとするお子様+親を戒めたり、ということもあった。残念なことだ。
パチリス×2、ピチュー、ケーシィ、リオルを出し、ワニノコ、エネコ、プテラ、ブイゼル、フカマルを受け取ることができた。
みずいろ(ワニノコ♂、がんばりや、Lv.1)+ポケルス/Kさん
キャット(エネコ♀、慎重、Lv.1)/Tさん
プテラ(♀、陽気、Lv.20)/Aさん
ブイゼル(♂、真面目、Lv.20)/Kさん
フカマル(♂、意地っ張り、Lv.1)/Kさん

今日は入店の待ち時間は終始30分から1時間ほどでそれほど混まず、暑くなることもなく過ごしやすい1日だった。時間は17時、私は今一度ポケモンセンターを眺め、家路についた。
足形 アチャモ 足形 アブソル 足形 ピカチュウ
日本橋ポケモンセンタートウキョー 夕
ありがとう、日本橋のポケモンセンタートウキョー。そして、さようなら。



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浜松町
あの黄色は! 7月22日日曜日、昨夜からしとしとと降り続いていた雨は、朝になり、ようやく上がった。
JR浜松町駅のホームからわずかに黄色い何かが見える。北口を出てピンクのポロシャツの店員が持つ看板を頼りに歩くこと約2分、そのビルが見えてきた。
2階に覗くピカチュウの黄色 ―― 新しいポケモンセンタートウキョーだ。
10時過ぎに到着、まずは店の前をぶらりと歩く。意外にも、入場制限は行われていなかった。夏休みに入って最初の日曜日ということで、それなりに並ぶことを覚悟していたが、少し拍子抜けだ。やはり、悪天候のせいだろうか。
全体
全体
入口右の、ピカチュウ・ヒトカゲ・ポッチャマの絵
入口右の、ピカチュウ・ヒトカゲ・ポッチャマの絵
階段を上がった先にあるのは出口で、入口は奥になる。ビビッドな黄と青の「Pokemon」のロゴは以前と変わらないが、アーチは無くなり、シンプルで小洒落た雰囲気が漂う。少し寂しい気もする。
入口左の壁には9月13日発売予定の「ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊/闇の探検隊」の絵があり、右の壁にはトウキョー新店舗ロゴの3匹「ピカチュウ・ヒトカゲ・ポッチャマ」が青をバックに描かれている。
さあ、店内を見てみよう。
ポケモンセンタートウキョー 入口
中に入ってすぐ、3匹の像が愛嬌を振りまく。これは印象的だ。八角形の台座はショーケースになっていて、新商品が飾られている。裏に回ってみると、何とそこには、石原・増田・杉森各氏のサインがあった。杉森氏のピカチュウがかわいい。石原氏のニャースもいい味を出している。
ピカチュウ・ヒトカゲ・ポッチャマがお出迎え
ピカチュウ・ヒトカゲ・ポッチャマがお出迎え
裏側には、石原・増田・杉森各氏のサインが!
裏側には、石原・増田・杉森各氏のサインが!
内装は白とグレーが基調の落ち着いたものだ。売場は広く、以前の2倍ほどに感じられる。天井が非常に高く、圧迫感がない。大きなディアルガとパルキアの像が吊り下げられ、旧店舗からのリザードンもあった。人は多いが、通路が広めなので、すれ違いは楽になった。
最初にトウキョー限定グッズのコーナーを見る。新ロゴのピンズ、キーホルダー、缶バッジ、その3匹をモチーフにしたリストウォッチ、タッチペン、DSカードケース、キャンディ、クッキーなどがずらりと並んでいる。
私はそれらの中から、ミニぬいぐるみセットを選んだ。透明のビニールバッグに3匹の小さなぬいぐるみが入ったものだ。ドールシリーズやポケモンキャンバスと比べるとコストダウンの跡が顕著だが、この値段はお買い得といえる。何より、かわいい。
リストウォッチは¥1200という安価の割にはチープさがない。これも欲しいところだが、前回と同様に資金面での余裕が無いのだ。無念……
ぬいぐるみコーナーには、トウキョー先行発売の12インチポッチャマドールがあった。いずれは購入したい。最近話題のエコトートにも注目だ。劇場の売店では売り切れが目立っていた映画関連グッズは、ほとんど揃っていた。
カプセル自販機は20台と、以前よりも増えている。銅色をした楕円形のメダルが出てくる「メダリーフ」には行列ができていた。

店内をじっくりと1時間ほど見たあと、レジに向かう。レジは馴染みのあるモンスターボール型から、ごく普通のものに変わっていた。台数は倍増しており、見た目よりも客をさばくことを重視したようだが、これは少々残念だ。手さげ袋はオープン記念の3匹の絵柄のものだった。ロゴのシールとポケモンスクープが付いてきた。
サービスカウンターでは、誕生日を迎えた人へのプレゼントが行われていた。バースデイカードとシール、ポケモンがもらえるらしい。誕生日の前後1日を含む3日間というのが厳しいが、そのときはぜひ行ってみたい。
ポケモン ミニぬいぐるみセット ポケモンセンタートウキョーver.¥1680
バンダイ ポケモンキッズムービーズ ディアルガセット¥525
バンダイ ポケモンキッズムービーズ パルキアセット¥525

エスカレーターホールから店舗を見る。こちら側のロゴは落ち着いた印象のシルバーだ。それとは対照的なピカチュウの絵が目をひく。記念撮影をする家族連れが多く見られた。
新設のユニオンルームは思っていたよりも狭い。大型のディスプレイがあり、バトルレボリューションを使っての対戦ができるようになっている。今日は新アーケードゲーム「ポケモンバトリオ」の体験会がメインだった。
余談だが、1階にはセブンイレブンがあり、ポケモンフェアが開催されていた。ただし、一般店舗とは違って予約なしでポケモン弁当を買うことができ、スタンプラリーのスタンプは同じものが4つあった。更に、ぬいぐるみなども置かれていた。
エスカレーターホールから見る
エスカレーターホールから見る
巨大なピカチュウ
巨大なピカチュウ
ユニオンルーム
ユニオンルーム
ユニオンルーム左の、ピカチュウと御三家・進化系の絵
ユニオンルーム左の、ピカチュウと御三家・進化系の絵

昼食後、テラスでワイヤレス通信に時間を注ぐ。一応座れる場所があり、落ち着いて通信することができる。
午後に入っても人はあまり増えない。少し地下を覗いたあと、ユニオンルームに入る。今回は対戦用のポケモンは入れず、交換のみに絞ることにした。相変わらず改造が多く、交換には注意が必要だ。その悪質さに憤慨している人もいた。

相手の手持ちを品定めしていたとき、私はその中に見覚えのあるニックネームを見つけ、驚愕した。
リスモ(パチリス♂)!親もIDも一致している……間違いない、GTS-プロジェクトPで私が送ったパチリスだ。まさか、こんなところで再会しようとは夢にも思わなかった。ハママツ(ポッチャマ♂)を差し上げてヒンバスをいただき、お絵かきでGTSのお礼を言った。本当に不思議な廻り合わせだった。
今回はポッチャマ×2、パチリス、ミミロル×2、ケーシィ、リオル×2を出し、トゲピー×2、オムナイト、マイナン、ヒンバス、ヒコザル、ドーミラー、ミカルゲを受け取った。16時で終わりにし、帰路に着く。
ハム(トゲピー♂、慎重、Lv.18)/Hさん
トゲピー(♂、控えめ、Lv.1)+サンの実/Aさん
オムナイト(♀、おっとり、Lv.20)/Cさん
マイナン(♀、勇敢、Lv.18)/Pさん
ヒンバス(♂、素直、Lv.1)+サンの実/Hさん
ヒコザル(♂、陽気、Lv.1)+スターの実/Uさん
ドーミラー(がんばりや、Lv.1)/Iさん
ミカルゲ(♀、控えめ、Lv.1)/Lさん


まとめ
売場面積を広げ、通路を広く取ったこと、レジを増やしたことで、店内での混雑は以前よりも緩和された。内外装はシンプルでクールな印象を与えるが、ポケモンらしさが失われているのは残念だ。もし幅広い年齢層を狙ってのことなのであれば、それに合わせた商品展開にもチャレンジしてもらいたい。
パイロン ユニオンルームは狭く、期待外れだった。テラスが十分に広く、一応は腰を下ろせる場所があるのは、以前は他の店や駐車場の前等で人がたむろしていたことを考えれば、改善といえるだろう。
立地は新店舗のほうが駅から近く、道のりがわかりやすくなっている。それでも、ターミナル駅である東京駅が最寄の日本橋のほうが便利だったという人は多いだろう。浜松町は羽田空港の利用者には便利かもしれない。

新しいポケモンセンタートウキョーが人と街に馴染むには、まだ時間が必要だ。



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お誕生日サービス
秋の某日土曜日、お誕生日サービスを受けるため、私はポケモンセンタートウキョーを訪れた。買い物終了後、ユニオンルームにて申し込みを行う。身分証明書を提示し、係の方からお祝いの言葉をいただく。
最初に紙製のバースデイカードを受け取る。ポッチャマ、ケーキを持つピカチュウ、尻尾の炎でケーキのロウソクに火を点けるヒトカゲの3匹が描かれている。
次にダイヤモンド/パールに、「お誕生日記念プレゼント」の不思議なカードを受け取る。プレゼントされるポケモンは、プレシャスボール入りのヒトカゲだ。恩返し・目覚めるパワー・電光石火・遠吠えを覚えており、その頭文字を抜き出すと、「おめでと」と読めるようになっている。粋な趣向だ。
ヒトカゲ(♂、おっとり、Lv.40)+クラシックリボン+幸せタマゴ/トウキョー(♂、ID07207)
店内で流れるお祝いメッセージ用に、名前を聞かれる。これは本名でなくてもかまわない。オプションで、「くん」「ちゃん」「さん」が選べる。
最後にWiiを使用したポケモンバトルにエントリーし、手続きは完了。土曜だけあって人は多く、当日は45分待ちだった。

指定された時間に店内に移動する。アナウンスがあり、入口の大型ディスプレイにお祝いメッセージが流れる。店舗ロゴの3匹が登場するフラッシュアニメで、名前が文字で入る。私もちゃんと「むらさきさん」と表示された。

ユニオンルームに戻る。いよいよバトルだ。私の対戦相手は、小学3、4年生くらいの少年だった。仮に「短パン小僧」としておこう。参加者が少ないときは、店員が相手を務めるらしい。係員のチェックを受けたあと、Wiiに接続する。形式は3VS3のシングルバトル(エディットルールの詳細は不明)、レベルは自動的に50に調整される。
握手を交わし、試合開始!こちらはミミロップ、向こうはパルキアと、いきなり種族値の壁が立ちはだかる。ミミロップはパルキアの亜空切断を何とか耐え、黒い鉄球と竜のプレートをすり替える。ミミロップはパルキアに冷凍パンチを食らわせたものの、流星群に倒れた。
こちらの2体目はマスキッパ。亜空切断を耐え、眠り粉を浴びせる。剣の舞を舞うと、相手はパルキアを下げ、ギラティナを出してきた。シャドーダイブと噛み砕く攻撃でお互いに削ったが、ギラティナの空を飛ぶ攻撃にマスキッパが倒れた。
最後はパチリス。二度影分身をするも、ギラティナの大地の力をことごとく食らってしまう。パチリスは一か八か電磁波を放ったが、大地の力でとどめを刺された。
短パン小僧の勝利。いくら伝説が相手だとはいえ、1体も倒せないとは、我ながら情けない……てへっ!ミ☆(コツン)
博士
ベル(ミミロップ♀、陽気)+黒い鉄球
アビゴル(マスキッパ♂、意地っ張り)+バコウの実
しらゆき(パチリス♀、図太い)+シュカの実
Winner 短パン小僧
パルキア
ギラティナ

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