INDEX 目次

第9回 グリフィンアイランドオフ レポート

緊急召集
毎年恒例のグリフィンアイランドのオフ会もそろそろかなと思っていた私は、管理人のサトチさんに日程についてメールで尋ねてみた。返ってきた返事は、何と8日後の開催!直前の告知はどうかと思ったが、慌てて準備に取り掛かる。
日にちは2008年4月27日、場所はポケモンセンタートウキョーが入っている汐留芝離宮ビルディングB1Fのスペースだ。サトチさんは13時過ぎに来られるということだが、ゴールデンウィーク中で混雑が予想されるため、私が10時に行き、場所取りをすることを申し出た。今回は到着時間が皆バラバラの予定だ。
募集期間は短かったものの、サトチ、糸杉美理佳、かける、グレー・デ・ルイス、ドードリー、ピカナ、ムラサキ博士、ラヴィアン、りかりん&まりまり姉妹の10名が集まることになった(敬称略、ガナッシュさんが当日事情により欠席)。
→グリフィンアイランド版の目次へ


開幕
当日朝、着て初めてコートのボタンが取れかかっていることに気づき、服のコーディネイトをやり直す。あらかじめ目印として当日の服装を掲示板に書いてあったので、あまり印象が変わらないようにまとめる。
また遅刻だ。トーストをくわえて通学路を急ぐ、というシチュエーションが脳裏に浮かぶ。もしも串団子をくわえていたら、「ぶつかった拍子に串が喉に刺さって死亡」ってことになるんだろうなぁ、などと考えながら電車に乗った。

現地に到着したのは10時半のこと。先に来ているはずのかけるさんは見当たらない。空いている席につき、看板として用意しておいたイラストをクリップボードに挟んでテーブル上に立てる。これは、ハブネークをグリフィンアイランドの頭文字「G」の形にシンボリックにデザインしたものだ。のんびりと座って待つ。
11時前になり、糸杉さんが到着。愛しのエルレイド&サーナイトについて、ポケモンキッズも絡めてハイテンションでご説明いただく。早速、ポケモン交換をお願いした。


ポケモン交換
なるべく多くの人と交換しようと、積極的に声をかける。以下は全てDSのポケモン。

糸杉さんと交換。スリープは雷・炎・冷凍パンチを遺伝。名前は糸杉さんのご指定で、「hypnosis」(催眠術)から。
ムラサキ博士
ノーシス(スリープ♀、意地っ張り、Lv.1)+サンの実
糸杉美理佳
セレナーデ(ラルトス♀、気まぐれ、Lv.1)

ピカナさんと交換。マスキッパはギガドレイン・眠り粉・剣の舞を遺伝。名前はスマートなイメージでということで、「thin」(細い)から。「スィン」のほうが良かったかも。
ムラサキ博士
シン(マスキッパ♂、意地っ張り、Lv.1)+ラブタの実
ピカナ
むにむに(メタモン、がんばりや、Lv.29)+爪の化石

りかりんさんと交換。ポッチャマはハイドロポンプ・アクアリング・草結び・あくびを遺伝。名前はおとなしそうなイメージでということで、「言わん」→「イワン」となった。交換に出すポッチャマ♂は皇帝から名前を取ることにしているので、「イワン雷帝」(イヴァン4世)もかけている……うん、全然おとなしくないな。
ムラサキ博士
イワン(ポッチャマ♂、控えめ、Lv.1)+サンの実
りかりん
ヘル(デルビル♀、やんちゃ、Lv.1)+ハートの鱗

ドードリーさんと交換。ドードーは電光石火・恩返し・鋼の翼を遺伝。名前の希望を聞いたところ、「フィーリングで」と言われたのが「フィーリングゥ〜」と脳内変換され、「エドはるみ」と命名。ちゃんとドードーの「ド」も入ってるし……結構ウケた。これでよかったのだろうか?
ムラサキ博士
エドはるみ(ドードー♀、陽気、Lv.1)+ズアの実
ドードリー
スイーツ(ミツハニー♀、冷静、Lv.12)

帰宅してから気づいたが、前回サトチさんと交換するはずだったGBAのエイパムとホーホーは、結局今回も渡せずじまい。すっかり忘れてた……


続々到着
糸杉さんからホウエン御三家のイラストをいただいたりしていたとき、「どんなポケモンもってますか?」と小学校低学年くらいの少年がやってきた。現在バッジ6個で、次にどうすればいいのかわからないのだという。
ソフトを確認する。手持ちには、いきなり色違いのルギアLv.100が……トレーナーメモに「Lv.70のとき、カントー地方からやってきた」とはあるが、限りなく怪しい。誰かから改造か増殖物を掴まされたのだろう。
バッグを見ると、秘伝マシン04がない。ズイに飛んでロストタワーに上るように言うと、少年は代わりにやってほしいとDSを押し付けた。「本当は自分でやったほうが楽しいんだよ」と少年に言い聞かせ、少しだけやってあげることにする。
トレーナー戦で気づいたが、ポケモンの技は使い勝手が悪いものが多い。不慣れなのがよくわかる。タワーを下りたところで少年に返し、後は自分で操作させる。カンナギからテンガン山に入ったところで親が来、少年は駆けていった。


12時前にピカナさんが到着。3人になったところで、もう1つテーブルを繋げ、椅子を運び、場所を確保する。
ピカナさん差し入れのカップケーキをいただく。とてもおいしいのだが、どうしてもボロボロと粉が散ってしまう。後のドードリーさんのきな粉せんべいもそうだった。食べるだけで口を出すのも何だが、イベントで差し入れるお菓子の第一条件、それは手や周りが汚れないことだと思う。
12時半、グレーさんが到着。低血圧+寝不足ということで、来るなりテーブルに伏してしまった。自作のミズゴロウの編みぐるみをお持ちだったが、ぐったり加減が本人によく似ていた。

13時前になり、かけるさんが到着。寝坊だそうだ。北米版ファイアレッドをお持ちということで、タマゴの孵化をお願いした。DPでの通称「国際結婚法」による色違いポケモンの入手において、GBAのポケモンを使用した場合の成否を調べてみたくなったからだ。
エメラルドからヒトカゲ♂のタマゴを送り、孵してもらう。名前は「HOMURA」とつけた。日本版に送った場合、親の名前が7文字中7文字が表示されるのに対し、ポケモンのニックネームは10文字中5文字までしか表示されず、この場合「HOMUR」となる。DPに送れば全て表示されるということだ。他にも、北米版エメラルドのトレーナーヒルには最初からカードe+のデータが入っており、4コースからの選択式になっていることなど、興味深い話を聞かせていただいた。
そんなとき、かけるさんはDSを持ってきていないことに気づくのだった。

予告通り13時過ぎ、サトシキャップを被ったサトチさんが到着。かけるさんはDSを取りに行くため、挨拶だけして帰っていった。
一番の目印が来たということで、看板のハブを別の1枚に差し替える。様々な物議をかもした平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」、その格好をしたピカチュウだ。「本物よりかわいい!」と大ウケだった。
昼食は各自自由に取る。私が用意したのはおにぎりとお茶、そしておやつの串団子だ。ひとまず落ち着いたところで、サトチさんにムラサキジム・エキシビションマッチへの参加をお願いした。


ムラサキジム・エキシビションマッチ
私主催、ムラサキジム・ジムリーダーのムラサキに挑戦という形で行う。2005年の第5回オフ以来久々、2度目の開催だ。使用ソフトはDS、試合形式はダブルバトル4VS4、レベルは50以下。ただし、ジムリーダーのみポケモン・持ち物の重複を可とする。
ポケモンはこのために急遽育てたもので、4体が揃ったのはオフ会3日前のこと。本当に大変だった。

1人目の挑戦者はサトチさん。私はポケモンの登場に合わせ、サウンドロップ(音声内蔵キーホルダー)のボタンを2度押した。
「ピッピカチュウ!」「ピッピカチュウ!」
サトチが驚きの声を上げる。現れたのは、「ピカ」「チュチュ」という名前を持つ2匹のピカチュウ ―― そう、これはポケットモンスターSPECIAL、イエローのポケモン!サトチの手が止まる。この計はピカチュウ好き&イエローファンの戦意を削ぎ、判断力を鈍らせるに余りある効果を発揮するのだ。
チュチュがシンデレラに草結びを仕掛ける。シンデレラはリンドの実でダメージを軽減させ、ぎりぎりで踏みとどまった。ピカはルッキオを電磁波で麻痺させる。ルッキオの噛み砕く攻撃とシンデレラの泥爆弾を受け、チュチュは倒れた。
後を受けたドドすけは恩返しでルッキオを追い詰めたが、雷の牙に倒れた。ピカは草結びでシンデレラを倒した。
ムラサキはオムすけを、サトチはランガを出した。ピカが10万ボルトでルッキオを倒す。ランガがオムすけにインファイトを仕掛けたが、オムすけはそれを余裕で耐え、防御・特防が下がったランガのHPを絞り尽くした。残るはムックリただ1体のみ!
―― トキワの森よ!ボクに、みんなを「守る」力を…!!
「100まんボルトオオオ――!」
Winner ムラサキ博士
ピカ(ピカチュウ♂、臆病、Lv.50)+電気玉
チュチュ(ピカチュウ♀、臆病、Lv.50)+電気玉
ドドすけ(ドードリオ♂、陽気、Lv.50)+王者の印
オムすけ(オムスター♂、穏やか、Lv.50)+リンドの実
サトチ
ルッキオ(レントラー♂、Lv.43)
シンデレラ(トリトドン西♀、Lv.43)
ランガ(ゴウカザル♀、Lv.43)
ムックリ(ムクホーク♂、Lv.43)

2人目の挑戦者はピカナさん。「私にはその手は通じない」と言われたが、相性的にはこちらが圧倒的に有利だ。ピカが10万ボルトでサインを落とし、チュチュが天使のキッスでネオンを混乱させる。ネオンは自滅し、何もできない。
2匹はネオンとメタファーを10万ボルトで落とし、残るラフィを連続の草結びで倒した。後ろ2体は出番なし。
Winner ムラサキ博士
ピカ(ピカチュウ♂、臆病、Lv.50)+電気玉
チュチュ(ピカチュウ♀、臆病、Lv.50)+電気玉
ドドすけ(ドードリオ♂、陽気、Lv.50)+王者の印
オムすけ(オムスター♂、穏やか、Lv.50)+リンドの実
ピカナ
ネオン(イルミーゼ♀、Lv.50)
サイン(バルビート♂、Lv.50)
メタファー(モルフォン♀、Lv.50)
ラフィ(ラプラス♀、Lv.50)

3人目の挑戦者はドードリーさん。ドードリーさんのジム挑戦はこれが2度目、前回は私が勝利している。
速攻の10万ボルトと草結びでタマランとボジョレーを倒す。クルルとモエモエが出、チュチュをドドすけに替える。クルルを落としたピカは、モエモエの地震に倒れた。
ドドすけがドリルくちばしで攻撃する。モエモエはそれを耐え、葉っぱカッターを放った。オムすけはリンドの実でダメージを軽減させて持ちこたえ、冷凍ビームで止めを刺した。
後で記録用のノートを見たところ、その隅で顔に絆創膏を貼ったドードリオが、「おぼえてろよー」と捨て台詞を吐いていた。
Winner ムラサキ博士
ピカ(ピカチュウ♂、臆病、Lv.50)+電気玉
チュチュ(ピカチュウ♀、臆病、Lv.50)+電気玉
ドドすけ(ドードリオ♂、陽気、Lv.50)+王者の印
オムすけ(オムスター♂、穏やか、Lv.50)+リンドの実
ドードリー
タマラン(タマンタ♀、Lv.49)
ボジョレー(ヌオー♀、Lv.50)
クルル(ムクホーク♂、Lv.50)
モエモエ(ドダイトス♀、Lv.50)

弱点の多さを速攻でカバーし、全ての挑戦者を退けた ―― こうして、ムラサキと三天王の戦いは幕を閉じた。


地下通路・ポフィン作り
14時前にラヴィアンさん、りかりんさん&まりまりさんが相次いで到着。8名で地下通路に潜る。前回同様、基地を西南ブロックに集中させることが事前に提案されていたため、ほとんどの人は移動を完了させていた。
定員一杯なので動作が非常に重い。ハンドルネームとトレーナーネームが一致しないが、とにかく人に会えば話しかけ、基地を見つければ旗を持ち去る。
突然、色違いの交換希望という方に話しかけられた。出せる色違いはいないが、話だけは聞く。その方はヒノアラシの孵化色違いに挑戦中で、2000匹では出なかったそうだ。イーブイズ8匹の色違いを見せていただき、オルテガ(リオル♂)とヒノアラシ(♂)を交換した。
基地は5箇所は見つけたが、残り2箇所は見つけられなかった。出会った人の人数は21に、旗を取った回数は31になった。プラチナフラッグはまだ遠い。

14時半にドードリーさんが到着。サトチ、糸杉、グレー、ラヴィアンの4名でポフィンを作る。レシピはサトチさんが素材倉庫のみんなのブレンド表をプリントアウトし、持ってこられていた。カラフルでとても見やすい。調理はそれなりにうまくいったようだ。3回目には私も参加した。
15時半にかけるさんが戻り、これでようやく10名全員が揃った。本日のメインイベント・ボケもんマスターカップ3が開催される。


ボケもんマスターカップ3(GBA)
「愛情のこもったニックネームのポケモンに活躍してもらいたい」という趣旨で始まった、サトチさん主催のボケもんマスターカップも第3回。今回はサトチさんのポケットモンスター銀クリア記念大会となる。出場できるのは、ニックネームが当日に発表される特定の文字列と1文字以上一致するポケモンのみ(ひらがなカタカナ、濁点半濁点、促音拗音等不問)。
今回のそれは「やじピカ ゆめのクリア」。使用ソフトはGBA、試合形式はシングルバトル3VS3、レベルは50以下、トーナメント方式で優勝者を決定する。
出場者はサトチ、かける、グレー、ドードリー、ピカナ、博士、ラヴィアンの7名だ。トーナメントの組み合わせを決めようというとき、私は「運命のスプーンDP」を差し出した。プラ製のミニスプーンに数字を振り、抽選用のクジとしたもので、色は前作の透明からクリーム色になり、見やすさがアップしているのだ。
困ったことに、条件に一致するポケモンが本当に少ない。マンネリもなんなので前回出場した者を除いたところ、この3匹くらいしか残らなかった。アストラはいいのだが、アインとピーチは能力に不安がある。

初戦の相手はピカナさん。アストラはヌケニンに対して有効な技を持っていない。唯一対抗できるアインに替えたところに、シャドーボールを食らう。アインは鬼火でひそかを倒した。
次はめんでる。眠るで回復し、ナイトヘッドで粘ったが、ドラゴンクローに押し負けた。
アストラはドラゴンクローでめんでるに大ダメージを与えたものの火炎放射で焼かれ、残るピーチも素早さで負け、丸焼きに。
3体目の顔を見ることもなく、初戦敗退となった。口惜し。
ムラサキ博士
ストラ(ジュカイン♀、臆病、Lv.50)+ピントレンズ
イン(サマヨール♂、気まぐれ、Lv.50)+カゴの実
ーチ(ピカチュウ♀、控えめ、Lv.50)+電気玉
Winner ピカナ
(ヌケニン、Lv.50)
んでる(ボーマンダ♂、Lv.50)
とる(ハブネーク♂、Lv.50)

その後、ピカナさんは準決勝でラヴィアンさんに敗れ、決勝戦はドードリーさんVSラヴィアンさんの対決となった。どよめきの起こる激戦の末、ドードリーさんが勝利した。優勝おめでとうございます。


ボケもんマスターカップ3(DS)
条件に一致するポケモンがいない、DSしか持っていないということで参加できない方が出たため、急遽DSでも試合が行われることになった。ルールはGBAのものと同様、参加者はサトチ、糸杉、かける、ドードリー、まりまり、博士、りかりんの7名だ。
条件に一致するポケモンの中から、バランスを考慮し、3体を選ぶ。今度は行けそう。

初戦の相手はドードリーさん。インファイトを警戒してビネをメルローに替えたところ、吹き飛ばしを受け、ビネが引きずり出された。もう一度メルローを出したが再び吹き飛ばされ、今度はバラクが引きずり出された。何か、もてあそばれているようである。
三度メルローに替える隙にクルルは影分身を積み、回避率を上げていく。10万ボルトが当たらない。燕返しを食らい、「割れるぅ〜」と叫びながらも放った3度目の10万ボルトがついにクルルを捉え、撃墜した。
メルローはラッシュの駄目押しを食らって落ちた。ビネを出し、波導弾でラッシュ、リックを次々と倒した。
Winner ムラサキ博士
ネ(ルカリオ♀、控えめ、Lv.50)+シュカの実
ルロー(フワライド♀、控えめ、Lv.50)+ラムの実
バラ(ラムパルド♂、やんちゃ、Lv.50)+先制の爪
ドードリー
ルル(ムクホーク♂、Lv.50)
ラッシュ(ラッタ♂、Lv.50)
(エンペルト♂、Lv.50)

準決勝の相手はサトチさん。以前バッサ(ルカリオ♂)に一撃で倒された経験からか、相手はムックリをランガに替えたが、そのランガは波導弾を食らってHPを大きく減らした。サイコキネシスで止めを刺す。
向こうはシンデレラを出し、こちらはメルローに替える。シャドーボールと波乗りの撃ち合いになり、能力で勝るメルローが競り勝った。
ムックリの燕返しにメルローが落ち、バラクを出す。先制の爪が発動し、バラクは諸刃の頭突きでムックリを倒した。
Winner ムラサキ博士
ネ(ルカリオ♀、控えめ、Lv.50)+シュカの実
ルロー(フワライド♀、控えめ、Lv.50)+ラムの実
バラ(ラムパルド♂、やんちゃ、Lv.50)+先制の爪
サトチ
ムックリ(ムクホーク♂、Lv.43)
ンデレラ(トリトドン西♀、Lv.43)
ラン(ゴウカザル♀、Lv.43)

ついに決勝戦。相手はまりまりさんだ。何と3人連続先発ムクホーク。インファイトを警戒し、ビネをメルローに替えたところを翼で打つ攻撃が襲う。一気に決めようというのか、アスカは空に舞い上がり、メルローは10万ボルトを外した。しかし、メルローは空を飛ぶ攻撃をぎりぎりで耐え、10万ボルトでアスカを撃ち落した。
次のアリソンはスピードスターを放ったが当然効かず、メルローは道連れを謀る。単なるうっかりミスだったらしい。相手はアリソンをカイルに替え、シャドーボールを受け止めた。10万ボルトで倒す。
アリソンの放電攻撃でついにメルローが落ち、バラクを出す。またもや先制の爪が発動し、地震攻撃でアリソンを倒した。
優勝!GBAのほうで1回戦負けしている分、嬉しさもひとしおだ。
Winner ムラサキ博士
ネ(ルカリオ♀、控えめ、Lv.50)+シュカの実
ルロー(フワライド♀、控えめ、Lv.50)+ラムの実
バラ(ラムパルド♂、やんちゃ、Lv.50)+先制の爪
まりまり
(ムクホーク♂、Lv.45)
アリソン(パチリス♀、Lv.44)
イル(エンペルト♂、Lv.47)

勝因は相性、育ての差、それに運か。メルローの持ち物をオボンの実にしておけば、もう少し楽だったかも。


aujaスペシャルマッチ
ラヴィアンさん主催、グランフォードの庭園にて連載中の小説「auja〜神に導かれる者達〜」の登場人物・八杉ナオヒコと戦うという設定で行われた。使用ソフトはGBA、試合形式はシングルバトル3VS3、レベルは50以下だ。
エメラルドのハカセの手持ちから、挨拶のつもりで3匹を選ぶ。

ベールが妖しい光を放ち、混乱したキラリンは大文字を外してしまう。キラリンをアグルに替え、サイコキネシスとドリルくちばし、冷凍ビームで、両者共にHPを大きく減らした。ベールが再び妖しい光を放ち、アグルはサイコキネシスと自滅のダメージにより倒れた。テンペストを出し、シャドーボールでベールを撃ち落す。
「強靭!無敵!最強!!粉砕!玉砕!大喝采!!ワハハハハハハハハハ!!!!」
などと調子に乗っていると、次のレクトに瓦割りで倒され、キラリンも岩雪崩の下敷きとなってしまった。
「ぜ……ぜん…め…めつめつめつ……」
ムラサキ博士
キラリン(アチャモ♂、せっかち、Lv.50)+先制の爪
テンペスト(アブソル♀、陽気、Lv.50)+ラムの実
アグル(ラグラージ♂、のんき、Lv.50)+食べ残し
Winner ラヴィアン
ベール(ネイティオ♀、Lv.50)
レクト(バシャーモ♂、Lv.50)
フレイ(フライゴン♂、Lv.50)

その後、かけるさんとサトチさんが挑戦したが、2人とも敗れたようだ。ナオヒコ、侮りがたし。


終幕
ボケもんマスターカップ3の表彰式が執り行われる。GBA優勝者・ドードリーさんに贈られたのは、ピカナさんご提供のポケモンカードセット。何とそれは、ピカチュウを始めとするサトチさんの銀版のパーティーをイメージしたものだった。素晴らしいセンスに感嘆の声が上がる。DS優勝者の私がいただいたカードは、リザードンとピカチュウだった。これも、リプレイ「サトチのやじピカどうちゅうき」の最後の旅立ちのシーンをイメージしたものだ。
集合写真の撮影。私が持ってきたミニ三脚が活躍した。私は2枚目の撮影で用意していたポッチャマおめんを被り、「お面(掲載時に顔を隠すためのイラスト)を取っても、やっぱりポッチャマ」となるよう考えたものだ。
私は最後にミュスカ(フワンテ♂)とさくら(パチリス♀)、2匹の色違いをお披露目した。特にさくらは「カワイイ!」という声が多数上がった。親として鼻高々だ。

18時半、これにてオフ会は終了。解散となり、サトチ、ドードリー、博士、ラヴィアン、りかりん&まりまりの6名は、2Fのポケセンにお買い物に向かう。
この時間、店内はさすがに空いている。入口のディスプレイに映るポケモン牧場に、一同しばし見入る。私はぬいぐるみ売り場に足を向けた。購入を考えていたアチャモドール ポケモンセンター 10th Anniversary ver.は、25日に発売されたばかりだというのに品切れで、残っていたのはワニノコとキモリのみだった。
それならばと、次点のギラティナドールを買うことにする。ぬいぐるみというものはその性質上、個体差が非常に大きい。入念に吟味して、澄ましたミミズク似と首をかしげた子猫似の2体に絞り、総合的な観点からミミズク似のほうをカゴに入れた。
レジで、昨年まで店舗ロゴだったニョロゾのコースターをもらった。ショッパーはポケモンセンター10周年記念仕様だ。
ポケモン ギラティナアナザーフォルムドール¥950
外のおねむりピカチュウの前で記念撮影をする。サトチさんの旦那様が迎えに来られた。かわいらしい似た者夫婦だ(2人並べると何かのマスコットっぽい?)。

今回は準備期間こそ短かったが、やりたかったことはほぼ全て出来た。私的には大満足のオフ会だった。サトチさん、参加者の皆様、とても楽しい時間をありがとうございました。またの機会にお会いしましょう。

INDEX 目次