INDEX 目次次項

ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊 博士のメモ

Opening
ヒトカゲとフシギダネの探検隊が宝箱を見つけ、それを開ける。時の歯車が奪われ、壊れ行く世界。静かでありながら、盛り上がるオープニングテーマ ――

まずは、主人公を決める質問だ。ごく素直に答えたところ、私はキモリになった。発売前から考えていたのは、ポッチャマとアチャモのコンビ。闇雲に繰り返すのも時間の無駄なので、ここだけは攻略サイトのお世話になることにする。一度だけ、ポッチャマとナエトルの探検隊が見られた。まだオープニングが飛ばせないので、結構時間がかかる。
4度目にしてポッチャマになった。パートナーにアチャモを選ぶ。パートナーのニックネームは、あえてつけなかった。こうすることで、元は人間だった主人公とポケモンたちとの違いが際立つ。

Chapter-1 嵐の海で
海は大いに荒れ、暗闇に雷鳴が轟く。主人公の意識は次第に薄れ、ぷっつりと途絶えた……

翌日、アチャモはプクリンのギルドに来たものの、なかなか中に入る決心がつかない。海岸に来たアチャモは、そこに倒れている1匹のポッチャマを見つける。自分は人間だというポッチャマは記憶を失い、唯一憶えていたのは「シィ」という自分の名前のみだった。これは、P‐LOG ダイヤモンド編主人公から採った。アチャモはポッチャマに遺跡のかけらを見せる。一人称が「ワタシ」であることから、私はエメラルド編主人公のハカセを重ねた。
それを見ていたドガースとズバットは、アチャモから遺跡のかけらを奪っていく。2匹は彼らを追い、海岸の洞窟に入る。バッグがないので、道具は1つしか持てない。洞窟の底でドガースたちと対決、初めての戦いに戸惑いながらも、何とか勝利し、かけらを取り戻した。
アチャモは探険家になりたいという夢を語り、シィを誘った。アチャモがいじらしくてたまらない。シィは何かわかるかもしれないと思い、共にギルドに向かった。

Chapter-2 ギルド入門
2匹はペラップに弟子入りを志願し、プクリン親方に会う。言動が唐突で、よくわからない人物だ。弟子入りを許可され、探検隊のチーム名をつける。ポッチャマとアチャモというヒヨコ2匹に、半人前という意味も込め、「ヒヨコたい」と命名した。
「たあ――――――――――――っ!!」
探検隊キットをもらう。中身は探検隊バッジ、不思議な地図、トレジャーバッグの3つだ。2匹のキメポーズが、かわいらしくも勇ましい。自分たちの部屋も与えられた。ここがセーブポイントになる。今日1日のことを振り返り、2匹は眠りについた。

翌朝、ドゴームの大声で起こされる。朝礼後、ヒヨコ隊はバネブーの真珠探しを命じられた。これが初仕事となるが、ただの落し物探しにアチャモは不満げだ。目的地の湿った岩場は結構深い。これは体験版でやった部分だ。真珠を回収し、仕事は無事完了。お礼の道具類はそのままもらったが、お金は9割の上前をはねられてしまった。これはヒドイ!
仲間たちとテーブルを囲み、「ガツガツ!むしゃむしゃ!」と夕食を取る。実においしそうだ。プクリンは豪快に大きなリンゴを頭の上でくるくると回して食べる。

Chapter-3 時空の叫び
ビッパにトレジャータウンを案内してもらう。いいキャラだ。ヨマワル銀行にお金を預けた。一度預けたら戻ってこなさそうな不安感があるが。
カクレオンのお店で、親思いのマリル・ルリリ兄弟、親切だがどこか胡散臭い感じのするスリープと出会う。シィはルリリに触れたとき、声を聞き、スリープにぶつかったとき、幻を見る。それはスリープがルリリを襲うというものだった。
そのことをアチャモたちに話しても信じてもらえなかったが、ギルドに戻り、お尋ね者の掲示板を見ると、そこにはあのスリープの手配書があった。マリルの依頼で、ヒヨコ隊はルリリ救出のため、トゲトゲ山へと急行する。FR/LGでのスリーパーに続き、このスリープも悪役だった。ちょっとかわいそうな気もする。
スリープに惜敗し、リセット。ダンジョンでレベルを上げてから再挑戦し、見事勝利した。ジバコイル保安官に犯人を引き渡す。バッグの容量が増えた。

Chapter-4 見張番
ヒヨコ隊はディグダの代わりに見張番を任された。4択の足跡クイズだ。制限時間があるが、アチャモのヒントもあって楽勝、全問正解した。ペラップからご褒美をもらう。
その後、依頼をいくつかこなした。好きなグミは見つけ次第食べさせる。本編と違って適当に育てられるのは気楽でいい。

Chapter-5 初めての探検
朝礼で時の歯車の話を聞く。行くたびに形が変わる不思議のダンジョンの発生は、その盗難が原因だというが、それが解決すればダンジョンは発生しなくなるのだろうか?
ヒヨコ隊は秘密の滝の調査を命じられる。ギルド内にチリーン編成所ができた。これで仲間にしたポケモンを連れて行くことができるようになる。滝は後回しにして掲示板の依頼を受け、途中ムックルらが仲間になった。

ペラップにせかされ、秘密の滝へ。滝の前で、シィは幻を見る。それは何者かが滝を突き抜け、裏にある洞窟に入るというものだった。アチャモはシィのことを信じ、2匹は息を合わせて滝に飛び込んだ。こうして信頼関係が築かれていくのは嬉しい。
ムックルの電光石火が強い。滝壺の洞窟をクリアし、大きな宝石を見つける。しかし、幻で何者かが鉄砲水で流されたように、2匹も流されてしまう。目を覚ますと、2匹は温泉に浮いていた。
ギルドに戻って報告する。シィは、幻に出てきたシルエットがプクリンに似ていたことを不思議に思う。そのことを親方に尋ねると、滝には行ったことがあったのを忘れていた、ということだった。まったく、骨折り損のくたびれもうけだ……

Chapter-6 ドクローズ
掲示板の依頼をこなし、再び見張番を務める。そんな時、ギルドにあのドガースとズバット、そして悪臭を放つスカタンクが現れる。彼ら「ドクローズ」が、ギルドに加わることになったのだ。その夜、スカタンクたちは食料庫で盗み食いをする。

翌日、ヒヨコ隊はペラップから、リンゴの森でプクリンの大好物・セカイイチを採ってくるよう命じられる。深い森を抜け、セカイイチの木を見つけたが、そこにはドクローズが先回りしていた。毒ガス攻撃を受け、2匹は気を失ってしまう。目を覚ましたとき、実は1つも残っていなかった。
セカイイチが1つもないことを聞き、今にも泣き出しそうなプクリンの前にドクローズが現れ、セカイイチを差し出す。ヒヨコ隊の2匹は、罰として晩飯抜きになった。裏で暗躍するドクローズ、まさにいやらしい悪役の極みだ。

翌朝、目を覚ました2匹の元にビッパたちが現れ、内緒でリンゴを差し入れてくれた。ぐっとくる。持つべきものは仲間だなぁ。
霧の湖への遠征メンバーが発表される。なかなか名前が呼ばれず、あきらめかけたヒヨコ隊だったが、メンバーはギルドの仲間全員だった。場は歓喜に包まれ、ドクローズは唖然としていた。トレジャータウンに行き、旅支度を整える。

Chapter-7 ギルド遠征へ
いよいよ遠征に出発。ギルドのメンバーはいくつかのグループに分かれ、湖に近いベースキャンプに向かうことになった。ヒヨコ隊はビッパと共に3匹で行動することになる。他の仲間は連れて行けない。
遠出時のセーブポイントとして、ガルーラ像が登場。ダンジョンの入口は2つあった。一方は沿岸の岩場、もう一方は小さな横穴だ。楽そうな感じがしたので横穴に入ったが、元の場所に戻ってきてしまった。沿岸の岩場をクリアする。

翌日、今度はツノ山と岩の横穴だ。今度こそ大丈夫だろうと横穴に入ると、またしても戻ってきてしまった。外れルートかとも思ったが、どうやらレベル上げと道具収集のためのダンジョンだったらしい。ツノ山をクリアする。

Chapter-8 グラードンの神像
ベースキャンプに到着。辺り一帯は霧に包まれていた。ここには記憶を消す力を持つユクシーがいるという。ヒヨコ隊は周辺の調査を命じられる。ルートは濃霧の森と森の横道の2つ。森の横道に向かうが、前例の通り元の場所に戻ってきてしまった。
アチャモは入口で赤い石を拾う。ヒヨコ隊は濃霧の森に入った。アチャモがデルビルに火の粉をかけて火力を上げてしまったりと、ヒヤヒヤさせられることもあった。
森を抜けた先には、横倒しになった巨大なグラードンの石像があった。先ほど拾った石を像にはめ込むと霧が晴れ、霧の湖が全貌を現した。湖の中心にあるワイングラスのような形をした岩山から、滝が流れ落ちていたのだった。
ここでドクローズが登場。ヒヨコ隊を倒し、宝を独り占めにしようとするが、そこにひょっこりとプクリンが現れる。ヒヨコ隊を先に行かせたプクリンに、ドクローズの魔の手が迫る……
「神像(=石像)」と「心臓(=赤い石)」、両方の意味をかけているようだ。

Chapter-9 霧の湖の謎
シィのことを知っているかもしれないユクシーに会うため、ヒヨコ隊は熱水の洞窟に向かう。2匹の技では弱点をつけないグランブルが厄介だ。その頃、ドクローズの3匹はプクリンにのされていた。
最上部で泉の番人・グラードンに遭遇した。話し方が伝説ポケモンらしい。Lv.17で挑んだが、その力は圧倒的だ。原始の力で能力を上げ、カウンターも使ってくる。回復が追いつかない。アチャモがこちらを向いていることを忘れて、爆裂の種を食べさせてしまい、シィは火だるまになって倒れた。
再スタート。バッグの中の道具は少し減ってしまった。お金は出発前に全額預けてあるので、実害は少ない。もっとも、ダンジョン内の店では何も買うことができないが。レベルを1つ上げて再挑戦し、再び倒れる。道具は更に減ってしまった。

作戦変更。名付けて、「レベルを上げてゴリ押し」作戦!相手のレベルの見方がわからないので、1レベル上げては特攻→玉砕を繰り返す。リセットはしない。当然、バッグはどんどん軽くなっていくが、気にしない。
2匹のレベルは22になり、シィはバブル光線を覚えた。道具はもう、ほとんど残っていない。最上部に上がる前に策を練る。グラードンがビルドアップを使うため、攻撃技は特殊に絞りたい。アチャモの技は火の粉と砂かけ以外のチェックを外しておく。
グラードンは、ヒヨコ隊の度重なる挑戦にうんざりした様子だった。シィはひたすらバブル光線を撃ちまくり、アチャモは火の粉を吐きつつ、砂かけで相手の命中を下げる。グラードンは後ずさりをし、2匹の追撃についに倒れた。
そこにユクシーが現れる。グラードンは彼が作り出した幻だったのだ。ユクシーは泉を守るために、ここに来た者の記憶を消しているが、シィのことは知らないという。
夜の泉が美しい。その中心部では、時の歯車が光を放っていた。不思議なことに、シィにはここを知っているような感覚があった。ギルドのメンバーは泉のことを口外しないことを約束し、記憶を消さずに帰された。

INDEX 目次次項